こんにちは。
生活思考は「ミニマリスト」寄りの佐々井と申します。
皆さま、自宅・自室は落ち着いて心からくつろげるスペースでしょうか?
今回、ご紹介する書籍はこちら!
タイトル | 心とカラダがやすまる暮らし図鑑 |
著者 | 川上 ユキ |
出版社 | X-Knowledge |
初版発行年月日 | 2017年5月30日 |
インテリアコーディネーターである著者が、心と体の充電スペースである自室・自宅を「より休める空間」にする案内をしてくれるのが、この本です。
「寝室」、「浴室&洗面所」、「キッチン&ダイニング」、「リビング」、「玄関&クローゼット」の5カ所にフォーカスを当てて、カラーで改善ポイントを解説してくれます。
本書をオススメしたい方はこちら。
それでは、本書についてご紹介していきます。
収録内容の例:「寝室」について
「脳」と「からだ」をゆっくり休むには「睡眠」が必要です。
時間がとれない時も、睡眠の質を上げることで深く眠れ、疲れがリセットされます。
本書では、その重要な「睡眠」をとるための「寝室」にもフォーカスを当てています。
その「寝室」のコーディネイトで、本書に記載されている一部を紹介させていただきます。
各種アイテムによる「眠れる寝室」化
本書で「寝室」のアイテムとして、「あかり」「ふとん」「寝具周辺の荷物」「枕」「リネン」「読み古した本」「ベッドサイドのライト」に注目しています。
その「あかり」と「ふとん」の項目について、ざっと見てみましょう。
眠気を誘う「あかり」とは
深い眠りに誘うために、照明を使って「眠りの世界へのいざない」を演出しましょう!
まぁ、最終的には真っ暗にするんですが(笑)
眠っているときに、わずかでも光があると、目が連動して動いて脳が休めません。
真っ暗な状態だと、それがないので、あたまが休まるといいます。
用意するのは、「置き式のスタンドライト(暖色がよい)」。
手順はコチラ!
1.寝る15分前に部屋の電気を消します。
2.スタンドライトをつけて、10~15分過ごします。
この際、スマホやタブレット、テレビなどの電子機器を見るのは控えましょう。
3.意識が遠のいてきたら、スタンドライトを消して就寝・・・・
イメージとしては、夕日が海に沈み、明度がグラデーションしながら暗い闇に包まれていく・・・を演出するつもりで試してみましょう。
愛用したい「ふとん」とは
「ふとん」の最重要ポイントは「包まれる安心感」!
「肩回り」と「全体のふとんの重み」を感じることで、「ふとん」にハグされるような心地よさで眠りに落ちたいものです。
掛け布団の重さは、「軽いとやわらかい感覚」に包まれ、「重いと安心感」が得られます。
このどちらを選ぶかは、あなたの好み次第です。
あなたが「安心感」を得られる重みを探してみましょう。
軽過ぎたら、もう1枚軽い布団(肌布団など)を足す、など調整してみましょう。
また、「肩と首周りのスキマをなくす」ことで、「包まれ感」を増すことができます。
具体的には、「スキマがある」と感じたらブランケットやタオルを首・肩のあたりに敷いて調整しましょう。
季節によっては、汗取りパット(夏)や毛布(冬)を使うこともあろうかと思います。
毛布は、実は体の下に敷いた方が温かいそうです。
掛け布団と毛布に挟まれて、ぬくぬくで眠りに落ちましょう・・・
寝具の配置も大事!
同じ部屋の中でも、「眠りやすそうな場所」と「眠りにくそうな場所」があります。
それを決めるのは、ドアや窓といった「開口部」!
「開口部」付近は、「眠りにくそうな場所」になります。
逆に、「開口部」がない「壁や隅に頭を向けて寝る」のがオススメ!
ドアや窓は、暑さ・寒さ・光・音が入ってくる場所です。
ドアは、これらに加えて「人の出入り、または気配」が感じられ、落ち着けません。
窓、特に窓下は、カーテンをしても暑さ・寒さが入り込んできます。
その場所で寝ざるを得ない場合は、あたまを窓下に置くのは極力避けましょう。
どうしても、という場合は、厚手のカーテンにするなどの対応がオススメです。
「開口部」の他に大事なポイントが、もう1つあります!
それは、「家具・荷物の配置」!!
寝る際に「あたまの横」に位置するところが、ゴチャついてませんか?
可能な限り、寝具周辺・・・特に「あたまの横」などの視界に入る場所を片付けましょう!!
脳は、無意識に「視界に入ったモノの情報」を考えてり,追ったりします。
あたまの中を休めるためにも、寝具周辺はスッキリさせましょう!
「片付けるといっても、移動させる場所がない・・・」という方は、その家具・荷物類に「ナチュラルカラーのシーツなどのリネン」をかけてみてください。
視覚的にも「静かな」空間になりますよ!
眠ることは生まれ変わること
著者は、そう考えているそうです。
クヨクヨした今日の自分、ミスした今日の自分、イライラした今日の自分・・・
それらも、よーく眠ったらリセットされるはず!
だから、今夜も気持ちよく眠りましょう・・・
おふとん、まくら、あかり、などなど・・・
小さなことからでも、睡眠の質を上げれば、忙しくてなかなか睡眠時間が取れなくても、翌朝には「新しい自分」になれるかもしれません。
おわりに
川上ユキさんの「心とカラダがやすまる暮らし図鑑」をご紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
本記事で紹介したのは、本書のほんの一部です。
自宅・自室を「心身が休められ、くつろげる空間」にするために、すぐに取り掛かれるテクニックが盛りだくさんです。
「女性が書いた本だし女性向け?」と思われた男性の方、そうではないですよ!
全ページがカラーのイラストで解説されていますので、男女問わず、インテリアについて興味のある方に読んでいただきたいと感じました。
特定の商品をさかんに勧めてくることもないので、宣伝臭がなく、読みやすい1冊です。
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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