もともとは身体を動かすのが嫌いだった佐々井です。
この本に出会って、風呂上りから就寝するまでの間に、ヨガで心身をリフレッシュさせる習慣がつきました。
皆様に、是非ご紹介したかった1冊です。
この本に収録されているヨガの具体的なポーズまでは、(いろいろありますので)ご紹介できません。
しかし、運動嫌いでウツ状態だった著者が、どういった経緯でヨガに触れて、どう変わることができたのか。
こういったことも本に書かれているので、当ブログでは、そちらをメインにご紹介していきたいと思います。
是非、ご一読ください。
「ずぼらヨガ」ってこんな本
2017年に発刊された、日常生活のすき間時間にできる「お手軽ヨガ」のポーズが収録された本です。
タイトルのとおり、「ずぼら(=だらしがない)著者でもヨガのある生活が出来たよ!」という本です。
ヨガのポーズ紹介のほかに、著者がヨガの効果をどう体験していったかの経緯も漫画で紹介されています。
また、「なぜ、ヨガが心身にいいのか?」という「そもそも」の話も載っています!
そして、全てのページがイラストor漫画で構成されているため、読みやすいです。
ヨガのポーズは、計14ポーズ収録されています。
いずれも、ヨガマットやバランスボールなどの道具がなくても、できるポーズばかりです。
分かりやすいポーズの取り方のイラストに加え、そのヨガで「伸ばすことができる身体の部位」や「効果」も親しみやすいイラストで紹介されています。
14ポーズは、それぞれ「リラックス」「元気が出る」「リフレッシュ」の3カテゴリーに分けられ、目的別にポーズをチョイスしやすい親切設計!
また、「14ポーズもあると、まずなにから手をつけていいのかわからない!」という方にも、「朝・昼・夜」のおすすめ3メニューが組まれています。
1つのメニューは、3ポーズずつですので、すき間時間にササッとできます!
もちろん、お気に入りのポーズだけ取り組んでみるのも可!
(我が家では、お気に入りのポーズ3種くらいを夜やる、という感じ)
(イメージ図)
読んでいる途中からでも、「ちょっとポーズをとってみるかな」と気軽にヨガに親しんでいける1冊です!
著者が体験した「ヨガ」の効果
この本が発刊される4年前のこと。
「自律神経失調」「うつ」「無気力」「頭痛・胃痛」とクワトロ・パンチにより、イラスト・漫画業をギブアップした著者。
4日間も寝床から動かないような生活をおくる著者に、心配した夫が「前に興味持ってたフィットネス(ヨガ)体験に行ってみたら?」と声をかけたことが転機に。
めんどくさがりながらも行ってみたヨガ体験教室で、「これって私にもできるかも」と少しやる気が。
さらに、ヨガ=少し体を動かすと「気持ちがサッパリする」ということを体感。
そこで、家でも、できる範囲でヨガのポーズをとることを生活に取り入れた著者。
すると、徐々に生活に変化が・・・
起きてテレビが見られるように・・・
台所に立って料理ができるように・・・
バイトにも行けるように・・・
ヨガ開始から1年後には、長年飲んできた心療内科の薬が減るように・・・
そして、その3年後にはイラスト・漫画業にも復帰。
自分の生活に溶け込んだヨガについて、医学的な知識も勉強したうえでWEBで配信すると大反響が!
こうして、ヨガ(の他にもココロに効く小技も盛り込んで)本書が誕生したということでした。
この本に収録されている「ヨガ」のテイスト
ヨガ教室に行ってみるまで、「運動嫌い」だった著者が、その体験をもとにポーズを紹介しているだけあって、すぐに取り組めるポーズばかりです。
つまり、簡単なポーズばかり!
(こんなポーズは出てきません)
「身体が硬くてポーズが取れない!」とか、「必要なアイテムが無くてできない!」ということがありません!!
そして、読者たる私が感じた、本書の珠玉の一言がこちら!
「ヨガはポーズの完成度より、自分にとって気持ちよく伸ばせるかが大事」
これは、著者がヨガ教室の先生から教わった言葉だそうです。
これを聞くと、一気に「ヨガをやってみるハードル」が下がって、「やってみるか!」という気になれます。
本書のテイストは、この「いかに自分が心地よくなれるか」がベースにあると思います。
肩ひじ張らずに、「気軽に読んで、ポーズをとって、気持ちよく身体を伸ばせばいいんです!」という著者のメッセージが聞こえてきそうです。
「ヨガ」だけじゃない。自律神経を整える小技も
ヨガを生活に取り込んだことで、病床から起き上がれた著者ですが・・・
まだまだ身体の調子が不安定なところは残っているそうです。
気圧の影響で落ち込んだり・・・
仕事の締め切り前は緊張しっぱなしで、呼吸は浅く動悸がしたり・・・
人混みが苦手で、めまいがしたり・・・
そこで、「ヨガ以外にも、ココロを落ち着かせるために、こんなことしているよ!」な紹介コーナーがあったりします。
気圧の変動をあらかじめチェックしたり、日々の記録をつけて、調子が悪化しても焦らないようにしたり・・・
朝に散歩したり、お風呂は湯船につかってゆっくりしたり・・・
漫画や映画などで、大いに笑ったり泣いたりして、感情のデトックスをしたり・・・
ある意味、「おまけコラム」のようなものかもしれませんが、こちらも私は大いに参考にさせていただいております。
おわりに
いかがだったでしょうか。
この本の魅力が少しでも伝われば、紹介した冥利に尽きるのですが・・・
著者も、この本の中で書いていることですが「人間やってみないとわからないことがある・・・」ということです。
人間は、行動して変わっていくもの。
ちょっとでも「ヨガ、興味あるな」という方に、是非お勧めします!
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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