佐々井です。
今回、御紹介するのは、自宅でできる簡単ヨガの入門書「ずぼらヨガ」の続編になります。
続編とはいっても、この「も~っとずぼらヨガ」1冊でも、十分ヨガに気楽に取り組むことができるので、おすすめです。
それでは、御紹介していきます。
「も~っとずぼらヨガ」ってこんな本
「も~っとずぼらヨガ」の前作にあたる「ずぼらヨガ」。
その前作で収録されている「ヨガ」を日常に取り入れることで、一度健康体を手に入れた著者。
しかし、身内や飼い猫との死別・増えた仕事のプレッシャーなどで、再び、無気力・情緒不安定・頭痛・胃潰瘍などなどに襲われ、寝込むことに。
寝込みながらも「うつ病をぶり返すのは嫌だな」と思い立ち、再びヨガに取り組む著者。
次第に自分を取り戻し、そして、健康も取り戻すことができました!
著者曰く「(ヨガは)三日坊主でも、また始めればいいんです!」とのこと。
挫折を味わっても復活した著者が送る、心に聞くヨガ・ストレッチ+αを本書で、ぜひ確かめてください!
この本に収録されている「ヨガ」について
本書で紹介されているヨガは、14ポーズ。
うち、3ポーズが、前作で紹介されているポーズのアレンジです。
アレンジと言っても、前作の購入ありきの紹介はされていません。
そのため、前作とポーズが被らないので、前作を買っていなくても、本作だけでヨガを楽しむことができます。
もちろん、前作と併せて読むことで、内容が、よりわかりやすいです。
「ずぼらヨガ」「も~っとずぼらヨガ」の2冊とも、読んでみることをお勧めします!
前作同様、「体が硬くてポーズができない!」とか「ヨガマットないから買わないといけないの!?」ということはありません。
(こんなポーズは出てきません)
イスやタオルを使ったポーズはありますが、それ以外にアイテムは必要なし!
日常のすき間時間に、思い立った時にパッとできる「ヨガ」が紹介されていますよ!
また、前作同様、朝メニュー・昼メニュー・夜メニューとして、3ポーズずつがピックアップされています。
「どのポーズをしよう?」と迷った際には、このおすすめメニューをやってみる、ということができます。
また、本書は本がパカッと開ける仕様となっております。
ページを重しなどで押さえなくても、ページが広げられ、ポーズをとる際に見やすいです。
ユーザーフレンドリィな1冊です(笑)
(実際に本書を広げてみた写真です。折り目などは付けていない、素の状態です)
「ヨガ」だけじゃない! ココロを整える小技!
本書では、「ヨガ」の他にも、ココロに効くテクニックが紹介されています。
・呼吸法の仕方と効能
・鎖骨、ふくらはぎ、鼻のマッサージ
・ゆる~い筋トレ(ドローイン、四つん這いバランス、プランク)
・リストラティブヨガ(タオルなどの道具を使った寝るだけヨガ)
・朝日を浴びる、白湯を飲む。
などなど・・・・・・
健康になったとはいえ、かかるストレスの状態などが、すぐ体調に出る著者が、実際に体調維持のためにしているテクニックが満載です。
メンタル不調が長いブログ主も、大いに参考にさせていただいております。
また、著者の配偶者(おきらくメタボの旦那)が、初めて自律神経失調と診断され、それを克服した経緯を2ページ漫画として掲載されています。
この2ページ漫画も、短いながらも、プチ不調への対処方法が分かりやすい内容となっております。
「カラダを整えると、ココロも整う」ということとは
本書の最後には、著者が「身内・飼い猫という家族の喪失」により落ち込んだ際の、主治医とのやりとりが紹介されています。
これがまた、わかりやすく、かつ心に響く言葉でした。
「すごく大切な方の命を無くして悲しいんだね。でも、その大切な方の命と比べて、あなたの命は軽いものなの?」
「命が平等だと思うなら、大切な方を想うのと同じくらいに自分を大切にしないとね」
「大きな喪失を経験した時は『頭の暴走』に気をつけよう』
「自然の中に命(=体)が、命(体)の中に心が、心の中に頭があるよ。」
「頭でする『考える』は道具。道具が暴走したら、それより大きな命=体から整えるようアプローチすること」
「だから、心も頭もアテにならなくなったら、身体を動かすのはすごくいい。」
おわりに
以上、「も~っとずぼらヨガ」について紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
本の帯にも書いてありましたが「三日坊主大歓迎!何度でもまた始めればいいんです」!
つまずいたらバランスを取り直す。こけたら立ち上がる。
その感覚を覚えていきたいものです。
そのためにも「毎日じゃなくても、気軽にヨガを続ける」ことをしていきたいと思いました。
前作の「ずぼらヨガ」についても、本ブログで紹介しています。
よろしければ、そちらも読んでいただけると嬉しいです。

ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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