今回、ご紹介する書籍はこちら!
タイトル | たった4日間で潜在意識を変え、お金を増やす本 |
著者 | 斎藤芳乃(心の花嫁学校マリアージュスクール主宰) |
出版社 | PHP研究所 |
初版発行年月日 | 2017年9月29日 |
本書の著者は、「マリアージュスクール」という「結婚したい、素敵な恋愛をしたいと願う女性に向けたスクール」の運営をされています。
そして、そのスクールの講座を受講した方々から、恋愛や結婚を求める過程で、自然にお金を含む豊かさが手に入ったという報告が相次いだというのです。
そうした「豊かさも手に入れた」事例には共通点があったと言います。
それは、「自尊心」「自己肯定感」を持っていなかった女性が、それを潜在意識を変えることで取り戻した、ということです。
最初から「お金が欲しい」と思っていたわけではないが、結果的に「自尊心」を持ったら、愛もお金も手に入ったのです。
こうした実績と分析結果から、多くの人に「豊かさを受け取れる方法」を紹介するために執筆されたそうです。
本記事では、その内容の一端について紹介させていただきます。
お金が増えない原因「貧乏無意識」とは
人間には、意識が2つあると言います。
「顕在意識(自分が認識している意識)」と「潜在意識(無意識)」です。
そのうちの「潜在意識=無意識」が「貧乏無意識」だと、無意識に貧乏になる選択肢を選んでしまう、と言います。
「貧乏無意識」とは、潜在意識を「自分はどうせ貧乏……」という考えに染めている状態です。
この「自分はどうせ貧乏」思考に囚われいる状態を、本書では「貧乏の箱」と呼んでいます。
自分をこの「貧乏の箱」に入ってしまったのは、自分の人生の中で周りの人に同じ「貧乏の箱」に入るように仕向けられたから。
・お金はそこそこ稼ぐのにも苦労しなければならない
・苦労は必ず報われるとは限らない
・自分なんかが金持ちになれるわけがない
・自分は人からお金をもらう仕事ができるわけがない
などなど……
周りの人が入っている「貧乏の箱」に、自分も入るのが当然、という流れがあったためです。
しかし、潜在意識を変え、自尊心を高めることで「貧乏の箱」からは脱出することができます!
「貧乏無意識」から脱出する方法
誤った潜在意識=貧乏無意識を変え、「貧乏の箱」から脱出するには、まず「お金に対するネガティブなイメージ」を変えることから始めましょう。
・お金は汚い
・お金の話をするのは、はしたない
・お金持ちは卑怯
などなど
しかし、そうした「お金に対するネガティブなイメージ」の正体は、「お金を悪い使い方をする人への嫌悪」なのです。
「お金が悪いモノ」なのではありません。
また、「お金が生み出す執着」も手放す必要があります。
自分が思っている「豊かさ」とは、生きていくうえで必須なものではなく「おまけ」であるかもしれません。
・アクセサリーやブランド品
・便利家電
・高級車
などなど
「おまけ」は「おまけ」にすぎません。
「アレとコレを持っていない私は価値がない」ということを考える必要はないのです。
「豊かさ」とは、「ものを買う・所有する」ということではなく、「豊かな感受性を持つことができる」ことなのです。
「自分の価値があること、自分の価値が世界の価値が繋がっていること」を感じること。
仕事などをするうえで、「相手がどう感じたか、より自分がどうしたか」を認識すること。
この2つを行うことで、自分の潜在意識に自分のやってきた実績=価値を感じさせ、潜在意識を「貧乏の箱」から脱出させましょう。
お金の流れを良くする「金持ち無意識」
お金とは、それだけを見れば「紙きれ」「金属の塊」です。
お金が価値を有するのは、お金の流れの本質が、「感謝」などのポジティブな気持ちのやり取りだからです。
人間は、ポジティブに感じられるものに、お金を払うものです。
このため、ポジティブな想いがお金を集めます。
それが「金持ち無意識」です。
そして、ネガティブな想いを原動力にお金を集めるには、お金を集めた後にネガティブな行動を考えないことです。
例えば、自分が独立するのをバカにした相手を見返すためにも、商売に精を出し始めたとします。
その商売が繁盛した際に、自分をバカにした相手を見下したり、さげすんではいけません。
そのバカにした人以上に、他人の役に立つことを考えるような、よい流れをつくるように意識を向けましょう。
また、お金に欲を持たない人には、お金が流れてきません。
自尊心が低いと、無償の行為で相手に尽くすことがありますが、自分がした仕事の価値を認めてあげましょう。
仕事の価値=お金の金額、というのも事実なのです。
自尊心を高め、お金に対する適正な欲を持つ、というのも重要です。
逆に、なにも世の中に貢献していないのに「お金をねだるイメージ」を持っていても効果はありません。
世の中への、誰かへの「貢献」をしたうえでの「お金が流れてくる」イメージを持つことが効果的です。
「金持ち無意識」を当たり前にする「お金の受け取り方と使い方」
「金持ち無意識=お金に好かれる」を定着させるためには、お金の「受け取り方」と「使い方」にもコツがあります。
お金に好かれる受け取り方とは、「自分へのきちんとした対価」「貢献した方からいただいた幸せなもの」と考え、受け取ることです。
お金に好かれる使い方とは、「きちんとした対価を払うもの」「お金を使うことは幸せなことに使う」と考え、使うことです。
「いや、そもそもお金を受け取ることがない・少ない」という方もいらっしゃるかと思います。
そうした方は、「お金を手に入れるチャンスまでない」と思わないことです。
そういう思考をしていては、将来的なお金も無くなってしまいます。
「今も、将来もお金がない」というお金に対する不安の本質は、「孤独に言い切ることへの不安」。
他人と貢献しあう繫がりを持つことで、不安は少なくしていきましょう。
おわりに
斎藤芳乃・著「たった4日間で潜在意識を変え、お金を増やす本」をご紹介させていただきました。
「自己肯定感を上げる」、というのは「対ストレス」や「対精神疾患」のジャンルの情報でブログ主は目にしたことがあります。
自己肯定感が低いことは、うつ病の原因にもなる、と。
うつ病を患っているブログ主には、自己肯定感を上げることは、今現在の課題の一つでもあります。
そんな中、本書と出会って「お金」に関しても「自己肯定感を上げること」が重要なのだと分かり、ちょっと興奮しています。
本書には、具体的な「自己肯定感・潜在意識を上げるワーク」も収録されていますので、興味のある方は、是非、本書を手に取ってみてはどうでしょうか。
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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