財布を買い替えた後に、本書に出会った佐々井です。こんにちは。
今回、ご紹介するのは、財布コンサルタントの佳山知未さん著・「お金持ちが大切にしている財布の習慣」です。
佳山さんが、直接インタビューするなどして、「お金持ちが持つ財布・習慣はなにか?」にフォーカスした1冊となっております。
本書をオススメしたい方はこちら。
お金を稼ぎたいのに稼げない。
そんな悩みに、誰もが持っている「財布」にフォーカスを当て、「財布を変えることで潜在意識を変える」というアプローチで、社会的成功のお手伝いをされている、著者の佳山さん。
本著で挙げられている「お金持ちの財布・マインド」と「一般人の財布・マインド」は、佳山さんが実際に見聞きされたことが主なエビデンス(論拠)となっています。
「そんなのエビデンスにならないよ~」という方もいらっしゃるかと思いますが、少し興味はありませんか?
ちょっとでも興味を持たれた方、まずは本記事をご一読あれ。
それでは、本書の内容について紹介させていただきます。
「財布」から見る、お金持ちと一般人の違い
さっそくですが、本書に挙げられている「お金持ち」と「一般人」の「財布・マインド・習慣」の違いを表にまとめました!
見ていきましょう。
比較する事項 | お金持ち | 金運のない人 |
持っている財布のポイント1 | お札が折らずに入れる長財布 | お札を折ってしまう2つ折り財布 |
持っている財布のポイント2 | 3年で買い替えるキレイな財布 | 長年使いこんだボロボロの財布 |
持っている財布のポイント3 | お金、キャッシュカード、クレジットカードの3種しか入っていない財布 | お金以外に、レシート、領収書、ポイントカードなども入れてパンパンな財布 |
現金をATMから下ろす頻度 | 少ない | 多い |
使うATMの場所 | 銀行のATM | コンビニのATM |
持ち運ぶ際の財布をしまう場所 | バッグか内ポケット | ズボンの後ろポケット |
目に見えない存在(ご先祖様・神様)を信じるか | 信じる | 信じない |
支出の管理 | 管理できている。収支のバランスが良い | 管理できていない。買い物をする頻度が多い。 |
ポイントカードの所持・使用 | ポイントカードは厳選して持ち、財布に入れない | 「とりあえず」ポイントカードは入会し、財布に入れておく |
「お金」「お金の話」が・・・ | 「好き」であり、「好き」と認めている | 「好ましくない」と考えている。むしろ「悪いもの」というイメージを持っている |
数円、数十円のお金の貸し借りも・・・ | しっかり返したり、返してもらう | なぁなぁで済ます |
お金は、居心地のいい環境=財布を好んで集まってくるそうです。
また、「お金が好きな人」にお金は寄ってくるとも。
「人」と「お金」、行動原理は一緒のようです。
お金持ちに近づくための「財布の習慣」
次に、お金持ちたちの「財布」を著者が見た際の共通点を挙げていきます。
補足として、著者が認識している「風水的な視点」も紹介されていますので、付記します。
・黒の長財布、小銭入れは別に持つ。(色の次点は茶色)
(著者曰く、風水的に「財布の色に青と赤は避けたい」とのこと)
・財布や貴金属を買う日は雨の日(できれば土砂降り)と決めている。
(風水的に「金」と「水」は好相性)
・お札の向きは全て揃える。
(上向きは「お金を社会に役立つように循環させる」、下向きは「お金が貯まる」そうです)
・財布に1枚は1万円札を入れておく。
(財布に入れる最低金額=自分の「格」のセルフイメージ)
・財布に入れる縁起物(お守りなど)は1つに厳選し、お金やカード類と接しないように保管する。
(お守りは1年経ったら寺社にお返しすること)
・「財布の汚れ=心の汚れ」と思い、大切にする。
・お金持ちや社会的成功を収めている人に、財布を譲ってもらったり、買ってもらうと、金運のおすそ分けをしてもらえる。
・家では、財布はバッグから出して保管する。
・財布の素材は、「ビニール・ナイロン・合成皮革 < 布 < 本革」が格の順番になっている。
・財布は、なるべく現金で買う。
お金持ちの「お金の使い方」と「毎日の習慣」
前項では、「財布」について紹介してきました。
ここからは、「お金の使い方」や「毎日の習慣」といった「マインド・行動」の部分について紹介していきます。
・社会的成功する前から「少額でも寄付をする」
・下記の3点に合致すれば、お金を使う対象と考える。
1.支払った額と同等の価値を確実に受け取れる
2.支払った額以上のものが将来的に返ってくると見込める
3.時を経ても(おそらく)生涯的に飽きない思われる
具体的には、投資・交際費、健康、趣味、勉強、寄付etc
・買い物にかける時間が短い(決断が速い)
・お金が欲しい理由・目的が具体的かつ、はっきりしている
(そもそも何のためにお金が必要か、を認識している)
・「節約」と「ケチ」の違いを知っている。
「節約」=必要なお金は払い、無駄な支出を切り詰める
「ケチ」=必要なお金も全部、出し惜しむ。
・いつも感謝の気持ちを忘れない。そして、感謝の気持ちを表に出す。
・否定的・ネガティブな言葉は使わず、肯定的・ポジティブな言葉を使う。
・例え「1円玉」でも粗末にしない。
・靴は毎日、外側だけでなく「裏」まで磨く。
身だしなみは、足元から整えましょう。
・「宝くじ」は買わない。
・収入を考えるより、支出にフォーカスして考える・管理する。
・文房具や名刺、バッグなどの道具を丁寧に扱う。
・住む、遊ぶ、訪れる「場所」を選ぶ。
一流の仲間入りをするには、一流が集まる場所に行くのが良い。
・食べものと健康に気を遣う。早寝早起きをする。
なにごとも「体が資本」という考え方は正しいです。
食事に気をつける延長で、定期的に歯医者に通い、メンテナンスを行うのも重要。
・よき上司、先輩、同僚、後輩を真似る・学ぶ。
その人たちは、「身近なお手本」!。
・自分の目標や願望・夢は、就寝前に頭の中に描く。
潜在意識にダイレクトに認識されやすく、実現化の助けになります。
おわりに
「お金持ちが大切にしている財布の習慣」について、ご紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
本記事では、箇条書きが多くなってしまいましたが、各事項の詳細や根拠については、是非、本書を手に取って読んでいただければと思います。
「財布」という1つの日常的なアイテムから、「潜在意識」という話まで発展しているのには驚きました。
「お金」は、日常生活をしていくために欠かすことのできない重要なモノです。
少しでも「お金」をお招きしたいものですね。
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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