(書籍紹介・要約)非常識な成功法則【神田正典】

佐々井の本棚

俺は金持ちになる!! 佐々井です。

 

今回、ご紹介する本は、いわゆる「社会で成功する法則=幸せになれる法則」を扱った本です。

その名も「非常識な成功法則」!!

この本に書いてあるエッセンスを「実際に実践する」ことで、是非、あなたの願望を実現化させてください!

私もこの本の読後、実際にやってみました。

今後の結果を楽しみにしています!

 

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社会的成功を目指す動機は、ゲスなものでいい。

世の中には、いろいろな方の「社会的な成功を収めた経緯や感じた法則」を綴った書籍があります。

そしてその本の中で語られる社会的成功の原動力とは・・・・

よくあるのが、「お客を喜ばすために頑張った!」「世の中の役に立ちたかった!」等々・・・

しかし、今回紹介する「非常識な成功法則」の著者は正反対のことを述べています。

社会的成功をおさめたかったら、別に『タワマンに住んで、美女を侍らせて、酒池肉林のパーティをしたいからお金が欲しい』というゲスな感情から行動しても良い。

むしろ、そういうゲスな感情・反骨精神の方が、強い原動力となり、成功をおさめやすい。

(ブログ主の意訳)

 

かといって、著者は、世に出回っている成功法則本の内容が全部嘘かというと、そうではない、と言っています。

著者曰く、世の中で成功を収めた者が恐れること、それは「自分が驕り高ぶること。天狗になること。」

その驕りに対する戒めを兼ねて、「世の中のために頑張った!」といったことを「社会的成功の原動力」として世の成功者たちは述べているとのこと。

ブログ主の場合、「老後は一軒家をキャッシュで購入して犬か猫を飼う生活をしてみたい」というような私利私欲が原動力になるかなぁ、と。

 

ゲスな感情を起爆剤にして成功した後は、ココロを磨くこと!

まず、下の図をご覧ださい。

この本の読者、すなわち「今から社会的成功を収めてお金をガッポリ!」という人は、凡人ゾーンにいます。

凡人ゾーンから、社会的成功者ゾーンに移りたい時、どうしますか?

下の図の矢印みたいに一直線に行きたいですよね! でも、それは違うんです。

ゲスな感情を起爆剤にしてお金を稼ぎ、それから心を磨く

それが、「成功者ゾーン」へたどり着ける一番の近道なのです。(下の図)

なぜ、「凡人ゾーン」から「成功者ゾーン」へのショートカットが不可能なのか?

 

それは、「心を磨く」ことをすると、「働かなくても、マイペースで暮らしていければ、それでいい」「お金ばかりがすべてじゃない」という考え方に触れていきます。

これは、これでよいことなのですが、例えば「凡人ゾーン」で、ローンの返済に困っているときに「働かなくてもマイペース・・・」と考えてローンの返済を考えずにマイペースに低賃金で働いていると、クビが回らなくなったりします。

 

それに、この本は「成功法則」を扱った本。

「社会的成功をおさめる」のがゴールの本であって、「悟りを開く」のがゴールの本ではありません。

 

繰り返しますが、「まずは、お金を稼ぐ。そして心を磨く

 

これが、本書が示す「社会的成功を収める最適解」というわけです。

 

ところで、「ココロを磨く必要があるのか?」と思う方もいらっしゃるかと思います。

心を磨かないと、前述した、いわゆる「天狗」になって足元をすくわれたり、いかにも「成金」の権化になって人格が歪んでしまいます

よって、ゲスな感情・欲求を起爆剤にして、なるべく早期にお金を稼ぎ、心を磨いて、繁栄を続けていこう、ということです。

 

 

成功するためにやること・その1・・・「目標を紙に書く」

ここからは、「社会的成功をおさめるための秘策」を具体的に紹介します。

 

それは・・・・・・

 

目標となることを紙に書く!

 

以上!(具体的な書き方は後述します)

例えば「年収1,000万円!」とか「ブログで飯を食う!」とか「筋肉マッチョになる!」とか。

 

ブログ主だと、「50代の時にキャッシュで1軒屋購入」「当ブログが月間1万PV!」とかかな。

 

 

成功するためにやること・その2・・・目標を書いた紙を眺める。持ち歩く。

次に、この2点もしてください。

 

目標を書いた紙を就寝前や、起床時の、比較的ボーッとしている時に眺める

 

出かけるときは、目標を書いた紙をバッグに入れるなどして持ち歩く

 

以上!

ブログ主の場合は、A5のルーズリーフを購入し、1ページ目に目標を書いて眺めたりしてます。

 

 

ちょっと! ブラウザを閉じる前に、まだ読んでください!

紙に目標を書くだけで、願望が現実化? あんたバカァ!?

 

・・・ちょっと待ってください。もう少し読んでください。

この項で、具体的な「目標の書き方」と、次の項で「なぜ紙に書くと願望が実現するのか?」を説明していきます。

「目標」の書き方1・「やりたくないこと」を書き出す

まず、「やりたくないこと」を紙に書き出してください。

「やりたくないこと」です!

例えば「満員電車で通勤したくない」「人と会いたくない」とか。

倫理観とか建前を無視して、正直に書きだしてください。

 

「目標」の書き方2・「やりたいこと」を書き出す

次に、「やりたいこと」を書き出してください。

これも、常識やら建前やらは無視。

自分に正直に書いていってください。

ただし、以下の点に注意してください。

 

注意点1:ワクワクする目標であること

自分が書いて、自分でワクワクすることを書いてください。

「親が結婚しろっていってたし『結婚』かなぁ・・・」みたいに受動的なのは、ちょっと違うかと。

 

注意点2:現実味を全く感じない目標でないこと

自分で書いていて、「絵空事だよな」と自分で思ってしまうことは書かないこと。

「30歳・ニートだけど、ドラフト1位で広島カープに入団、エースで4番をはる」とか。

 

「目標」の書き方3・「やりたくないこと」を踏まえて「やりたいこと」を見直し、書き出す

「書き方1・やりたくないこと」の内容を踏まえて、「書き方2・やりたいこと」の一覧を見てみてください。

「やりたいこと」の中に「やりたくないこと」が潜んでませんか?

そういったものは削除するか、内容を修正しましょう。

 

例えば「自分で商売を始める!」がやりたいことで、「人と会いたくない」がやりたくないことだと、「自分でオンラインショップ(のような人と極力会わない)の商売を始める」といった修正です。

これでできた、「目標」を紙に清書して、眺めたり、持ち歩いたりしましょう。

 

なぜ、紙に願望を書くと実現するのか

願望が実現する法則は「紙に書くこと」でした。

それは、一朝一夕で実現することではないですが、紙に書いたことを忘れたころ、いつの間にか、その願望を達成していると著者いいます。

それでは、なぜ「紙に書くだけ」なのに「実現」するのか?

それは、「潜在意識」がキーワードになります

 

人間の意識には「顕在意識」と「潜在意識」の2種類があるといわれています。

そのうちの「潜在意識」は、言ってみれば「無意識」のことです。

 

よく、「人間は脳の10%しか使えていない」という話があります。

この話を、今回の本の例えに使うと、10%=顕在意識、残りの90%=潜在意識、というイメージです。

その脳の能力90%の潜在意識は1度指令を受けると自動的に必要な情報を集めてくれます

そして、「無意識」のうちに必要な情報を処理し、顕在意識に知らせて、願望実現に向けた行動につなげていくのです。

この「顕在意識」「潜在意識」の例え話をしましょう。

 

Aさんのメガネが壊れたとします。

「困ったなぁ。どうしようかなぁ。」

手元にあるお金の残りが不安なこともあり、困るAさん。

ふと、視線を落とすと、朝見た新聞についてきた広告にメガネ屋の広告があるではありませんか!

「ラッキー! 安く買い替えることができるぞ!」

 

・・・この話が。どう「潜在意識」と関係があるかって?

それは、「朝見た広告」に「メガネ屋の広告」は目を通しているはずなのに、「メガネを壊したときに広告の存在には気づいていない」のです。

しかし、「顕在意識から『メガネ壊れた』と情報が行った『潜在意識』は、すぐさま『視界に入ったメガネ屋の広告をキャッチ』して、顕在意識に情報を送り返した」のです。

つまり、「潜在意識」のスイッチがONに入ったとたん、足元にあった「必要な情報を発見できた」わけです。

話を「紙に書くと・・・」に戻しましょう。

もうお分かりだと思いますが「紙に書く・眺める・持ち歩くことで『顕在意識に願望を常にインプット状態』にさせる」のです。

そして、『潜在意識』は追尾式ミサイルのように、日夜、己の願望をロックオン・必要な情報を収集し、公道を変えていくのです。

 

なお、著者は、この本の中で、「潜在意識」について書かれた有名な「マーフィーの法則」の存在について記述しています。

ブログ主は「マーフィーの法則本」について紹介したいと思っていますが、今回紹介している本の著者は、「マーフィーの法則=潜在意識の働き」をベースに「成功法則」を紹介していると思われます。

 

 

願望実現の加速方法1・本を読もう! 講演を聞こう!

『潜在意識』が必要な情報を取り込みやすいように、「本を読む」「成功者の講演を聞く」のを著者はお薦めしています。

 

「本を読む」ことについて、素早く、多くの本の情報を取り込む方法として、著者は「フォトリーディング」という手法を実践し、成果を上げたと紹介されています。

気になる方は、「フォトリーディング」で検索してみてください。

 

「成功者の講演を聞く」ことについては、著者が本書を執筆した時代は「講演会を録音したカセットテープを買ってすき間時間に聴いていた」ということです。

そのカセットテープ(磁気で音声を記録したテープ)は、すり切れるほど何度も聴きこんだと。

今でいえば、動画サイトにアップされている動画などが該当するかと思います。

2つの方法に共通しているのは「先達たちの教訓や経験を大いに取り入れる」ことです。

偉大な先人たちの知見を役に立てずにどうしておれようか!という気概でどん欲に吸収していきましょう。

 

 

願望実現の加速方法2・目標達成するための10個のタスクを書き出す。

「目標を書いた紙」を眺めたり、持ち歩いたりするのに慣れたら、もう1つ作業をすることで願望実現化の加速度が上がります。

それは、「目標実現化」に対して、「今できる10個の行動を書き出し、実行に移す」というのを毎日行うことです。

これは、「10個」でなくてもよいのですが、「顕在意識」にも願望実現化のために働いてもらうわけです。

 

 

おわりに

本初で強調されていたのは「この本で書いたことを騙されたと思って行動にうつすこと」です。

 

あまたの成功法則本を読んでも「自分の願い・夢がかなわない」と思っている人の多くは「行動」が伴っていない、と。

 

まして、今回紹介した本の内容は、いたってシンプル(すぎ)です。

一笑に付して終わる人も少なくないかもしれません。

 

しかし、本書の内容を実行に移してもリスクはありません。

繰り返しですが「騙されたと思って行動に移して」みてはどうでしょうか?

 

 

ここまでの御高覧、ありがとうございました!

 

 

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