40歳前の男性の佐々井です。こんにちは。
今回、ご紹介する書籍は、横森理香さん著「40歳からうまくいく女のシンプルな生き方」です。
副題は、「ミーハー魂も意外と大事」です。
この本は、女性の「加齢による心身の変化」について、「どう対応していったか」を著者の経験や考え方が述べられたものです。
作家・エッセイストであると同時に、子育て、ベリーダンスの講師やコミュニティサロンの運営など、40歳を過ぎても精力的な活動をされている著者のバイタリティが感じられる1冊です。
本書をオススメしたい方はこちら。
それでは、本書で感じた「加齢による変化へどう対応したか」の極意を紹介していきます。
・・・・・・と言いたいのですが。
本書は、著者が、バッサバッサと「加齢による変化に対する不安」を斬っていくのが痛快なものになってます。
その文才を学びたいブログ主ですが、うまくまとまらないので、箇条書きにして「主旨と思われる点」を紹介していきます。
心は、シンプルに考える
・若い時と比べて「できないこと」が起こってきたら、少しずつ受け入れること。
そして、「今」と「若い時」を比べないようにする。
決して「無理は禁物」!
年齢にあわせた「ほどほどの自分」を見つけにいこう。
・「生きがい」を中心に仕事や生活を考えるようにしていくこと。
「生きる気力」が湧いてくる生活になるのが重要。
・「悩む」代わりに「身体を動かそう」!
著者自身、40代前半の不眠・皮膚のかゆみ・情緒不安をヨガとベリーダンスを極めることで乗り切った!といっています。
・「悩む」代わりに「お楽しみ」を探そう!
身体を動かすことが億劫なら、それ以外で「気分がアガるナニか」を見つけましょう。
美味しいものやアイドル、韓流ドラマなど、なんでもいいんです。
人生に「クヨクヨ・ソワソワ」より「ワクワク」を!
・苦手なことは人に任せて、自分の得意なことをしようとしよう
・↑のことを逆に言うと「できないことはできない」と言おう!
・「不安なこと」は考えすぎない。そして、何かあっても「楽しみ」はしっかり楽しむ。
自分軸は大事。でも「ミーハー」な事も大事
歳をとると、新しいことをするパワーが無くなったように感じられ、生活がパターン化してしまいがちです。
しかし!
(無理はしない程度に)新しいこと、見に行きませんか?
そのことで、「ミーハー」と呼ばれてもかまいません。
その「ミーハー魂」が「若さの秘訣」なのですから。
・ミーハーな気分やミーハーな友達のお誘いを原動力にして、新しい世界を見に行く。
(ショッピングや観光、旅行などなど)
実際に見てみる・やってみると、案外、悪くないかもしれません。
むしろ「いい気分」になれれば脳も活性化されて若返られます。
・「いい気分」を続けて「いつも幸せそう」なのは、いつの年代でも「若さ」の秘訣。
むしろ、年をとればとるほど大事かも。
・若い友達(家族でもいい)と話して、自分の殻を破って、今のトレンドを知ろう!
・繰り返しになるが、「無理はしない」
休むときは休む。ひたすら休む。自分に甘くする。
そうした日があってもいい。
・「●●でなきゃ」「●●は当たり前」は捨てて、ゆるく、しなやかに生きる。
今まで培ってきた「自己流」に固執せず、例えば、家事の新しい時短アイテムを試してみる、とか。
・やっぱり「仲間」は大事。仲間がいるからこそ、新しい世界の扉を開けやすかったりする。
身体は、やはり鍛えることが大事
「更年期障害」
昨今では認知されておりますが、説明しておきますと「40代以降、性ホルモンの分泌量低下に伴うホルモンバランスの乱れによって、自律神経失調などの症状が現れること」です。
それでは、著者はこの「更年期障害」をいかに乗り越えたのか?
・早寝早起きで自律神経を整える
・生理周期などを勘案し「ゆったりと過ごす期間」を設定する
・「一生続けられる身体づくり」をして体と心を整える
著者のオススメは下記の3つ。
1.ベリーダンス・・・・お腹や腰に特徴的な動きが見られるアラブの民族舞踊。
2.ヨガ・・・・・・・・・・・・心と体のバランスをとって精神的な安定と柔軟な身体づくりを目指すもの。
3.ピラティス・・・・・・体の体幹・筋肉を鍛え、体の芯からの筋力づくりを目指すもの。
・上記3つの運動で、「体幹を鍛える」と「心の自分軸」も作れる。
人に振り回されても、己を見失わない強さが手に入る。
・「身体づくり」は「仲間がいる」「真剣になりすぎない」「目的を見据える=あくまで、身体づくり」と続けられる!
・食生活は「野菜」と「果物」多め。
・肌などのセルフケアは、簡単なヒーリングにもなるので、さくっとでもいいので続ける。
・「自分軸=自分の生命力」を信じる。自分を愛する。
そして、自分をジャッジ(批判・攻撃)しない。
それが、自信につながっていく。
人間関係は「距離感」が大事
・自分に嫌がらせをする人などの「イヤな人」の事は、頭の中からたたき出す。
「イヤな人」について考えるリソース・エネルギーがもったいない。
・「今の配偶者」と「過去の配偶者」を比べない。自分と同じで年を取っているのだから。
加齢による変化で「責めたいこと」があっても「お互い様」。
・年老いた親との距離は、物理的にも精神的にも「つかず離れず」がベスト。
介護で疲弊しきって「自分が倒れない」ようにする。
・親友や友達との関係は「会える回数や時間などの量」より「質」を重視するようにする
・ママ友とは、「持ちつ持たれつ」の関係が築けられればOK。(イヤな人はイヤ)
・近所づきあいは大切。付け届けをすることで、こまめなコミュニケーションがとれます。
・「自宅」以外でもいいので「自分が素の状態でいられる場所・コミュニティ」を見つける。
おわりに
ざっと「40歳からうまくいく女のシンプルな生き方」について紹介させていただきました。
今回ご紹介した本書で書かれているのテーマ以外にも「子育て・子どもの教育方針」や「人生のイベント・転機に対する考え方」も掲載されています。
ブログ主の文才のなさでお伝え出来なかった、「文章から感じる著者の圧・熱量」を、実際の本を手に取って読んで、感じていただきたいと思っております。
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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