今年(2021年)の春から畑を借りて、家庭菜園をはじめました佐々井です。
野菜や果物を育てることに興味を覚え、実践することにしたのです。
今年の農作業は終ったので、2021年の家庭菜園を振り返ってみたいと思い、記事にしてみました。
小規模で野菜を育てることに興味がある方、ちょっと覗いて見ていってください。
各作物の詳しい生育記録などは、別記事で紹介しますね。
家庭菜園をやり始めた経緯
うつ病とおつきあいしている佐々井ですが、心を平穏に暮らすのに土いじりがいいと聞いて、何年か前から農業に興味を持ちました。
農業に興味を持ったといっても、本業を会社員からチェンジするところまでは踏ん切りがつきませんでした。
(新規就農者募集イベントに行ったりはしましたが)
次に、家のベランダでプランター栽培をするのを考えました。
ですが、プランターは草取りなどの作業は少ないけど、その草取りや土を耕したりといった「土と戯れる」感覚も少ないかな、と思い、ほかの手段を探すことにしました。
ということで、「露地栽培で小規模な畑をしたい」というイメージをもつようになりました。
農業をやっている親せきや友人はいなかったので、市民農園を借りる、という手段が現実的でした。
しかし、在住地の市民農園の借り手募集のタイミングは決まっていて、随時募集というわけではありません。
次の市民農園の募集はいつだろう? それに、場所が車で片道30分弱とか遠いな・・・
いろいろ調べてはイロイロ考えて、という足踏み状態でした。
そんな時、会社の同僚が「古い家を取り壊して畑をしようと思うけど、土地が広いので一部を貸すから家庭菜園やってみない?」とタイミングよくお誘いがありました!!
もちろん、一も二もなくお願いしました!
なんという幸運!!
会社の同僚や知人に、ぽつりぽつりと「畑がしたい」とこぼしていたことが、ここで生きてくるとは思いませんでしたが、これが良い結果をもたらしてくれました。
家庭菜園の規模
さて、幸運にも土地を借りれることができたので、作物とその配置を決めました。
畑のサイズは幅4m・奥行2mで、配置は上の図のとおり。畝を4つたてました。
植えた作物と苗の数は、サツマイモ×10(紫)、青シソ×2(緑)、ミニトマト×2(赤)、トウモロコシ×12(黄)。
もともと家が立っていたところを潰して、ならした土地なので、養分はほぼ無いと思います。
家庭菜園を始めるため購入したもの
【購入したもの】
・平鍬 1本
・ショベル 1本
・アメリカンレーキ 1本
・草刈り鎌 1本(100均)
・コロコロ付きの床台(草取り用) 1台
・鍬などを格納するケース(軽トラにのせるようなケース)1個
・教本 1冊(下記リンク)
教本に選んだ本は、数多くの野菜の育て方の一手間一手間が、写真や図で紹介されていて初心者にもわかりやすい1冊。
また、有機栽培を前提に書かれているので、私のニーズと一致した本でした。
【持っていたもの】
・軍手
・片手スコップ(移植ごて) 1本
・バケツ
家庭菜園・半年間の推移
【5月29日・晴】
・借りた土地を鍬・ショベルで掘り起こす。
・購入した堆肥「炭ちゃん牛ふん40L」を撒いて、すきこむ。
・アメリカンレーキを使って土をならす。
上記の所要時間・3時間(1人で作業)
実際に荒地を家庭菜園に仕立てた記事はこちら。
【6月5日・晴】
・苗(トウモロコシ・ミニトマト・サツマイモ・青シソ)を購入して畑へ。
・堆肥「炭ちゃん堆肥」10kg、有機石灰5kgを畑にすきこむ。
・畝を立て、全ての苗を植える。
・サツマイモの畝には「米ぬか」もまいて黒マルチを敷いた。
・各作物の記事はコチラ。
【6月6日以降】
・水やりと草取りを繰り返す
【7月11日】
・シソとミニトマトの生育が旺盛で、適宜収穫ができるようになる。
・以後、シソはほぼ毎日、ミニトマトは実が赤くなる都度、佐々井家の食卓をにぎわす。
【8月19日】
・ミニトマトの収穫が終了。(実の皮がグジュグジュに育つようになり、食べられなくなった)
【8月25日】
・ミニトマトの株を抜いて廃棄。
・トウモロコシ(全株、実はならず失敗と判断)を抜いて廃棄
【9月19日】
・青シソの収穫が終了。(葉の裏に虫の卵(?)がビッシリと付き出した)
・青シソの株はそのまま放置し、種が畝に落ちて来年に芽を出すのを待つ予定とする。
【10月2日】
・サツマイモを収穫。
・サツマイモの収穫をもって2021年の作物の栽培を終える。
以上が、半年間の佐々井家・家庭菜園のざっくりした推移です。
家庭菜園1年生の反省点
シソとミニトマトは、1年目にしては十分と思えるほど収穫が楽しめました。
スーパーに並ぶような美品は育てられなかったけど、やはり自分で育てた野菜はおいしいですよ!
トウモロコシは全ての株で実がならず、惨敗でした。
今年の気象が極端(長雨と晴天続きが週単位で繰り返される)だったのと、雨が続くと土地が田んぼのようにぬかるむ性質だったのも一因かもしれません。
畑自体の水はけの悪さは、来年に向けて改善せねばなりません。
このため、冬季は作物を育てることなく、えん麦の種をまいて春まで待つことにしました。
「えん麦」は、イネ科の植物で、根が垂直に伸びて水はけを改善するとのこと。
計画では、冬は大根と人参を育てる予定でしたが、来年に向けた準備期間としました。
サツマイモは、収穫できたものの、出てきたのはゴボウのような太さのイモばかり。
これは、おそらく畝をカチカチに作りすぎたからではないかな、と。
畝立ては、やはり難しいです。
ところで、佐々井家の家と家庭菜園の間の距離は4kmで、主に自転車で移動しました。
また、草取りで屈んだ状態で、のそのそ移動することが日常的になりました。
この結果、ダイエット効果があり、1か月で体脂肪率が1%落ちました。
思わぬ副産物でした!
そんなこんなで、冬に作物は作る予定がないので、佐々井家の路地の家庭菜園は1年を終えました。
また、家庭菜園に関する記事をアップしていきます。
ここまでのご高覧ありがとうございました。
コメント