(収穫できたサツマイモの写真です)
サツマイモ大好き佐々井です。
今年(2021年)春から家庭菜園をはじめましたが、サツマイモは上の写真のように(それなりに)獲れました!
本記事では、実際に行ったサツマイモの栽培方法と、収穫を終えての反省点を記していきます。
サツマイモの栽培方法
この記事では、ホームセンターなどで苗を買ってきて植えることを前提に書いていきます。
種芋から苗を作ることもできますが、まずは苗から立派なサツマイモを育てるところから始めたいと思いますので・・・
【育て方の概要】
・畝を立てて、株の間を30cmほど開けるように苗を植える。
・1列の畝に、イモの苗は1列植えるようにする。
・連作障害は出にくいので、耕地の作物のサイクルについては考えなくてよい。
(連作障害・・・同じ土地に同じ作物を何年も育てると、土の栄養が偏り、作物が病気になりやすくなる障害のこと)
【スケジュール】5月下旬~6月中旬
・下記の手順で、苗の植え付けを行う。
1.畝を立てる箇所には堆肥入れず、ワラを敷いて米ぬかを撒く。
2.ワラと米ぬかの上に土を盛って畝を立てる。
3.立てた畝にマルチ(黒いビニールなど)をかける。
4.敷いたマルチの両側に土を盛って、飛ばないようにする。
5.30cm感覚で苗を植える。
苗は、深さ5~6cmくらい深く、斜めにさす。
6.植えた苗の根元に土をかけ、若干押し込む。
【スケジュール】6月下旬~9月
・放置する。水やりも草抜きもほぼしなくてよい。
【スケジュール】10月
・マルチを外し、畝を崩して収穫。
佐々井家菜園1シーズン目の経緯と結果
ここからは、2021年の佐々井家の家庭菜園でのサツマイモ栽培の記録を書いていきます。
ブログに載せることなんて考えていなかったので、ほぼ写真は撮ってありません。
分かりづらい記事になり、申し訳ありません。
・6月5日 苗を10本、植え付ける。品種は「紅おとめ」
マルチは100均で購入したものを使用。
ワラは入手できず、米ぬかのみ散布。
・6月~10月 給水は雨が降った時だけ。
除草もほぼしていない、ほったらかし栽培でした。
唯一気をつけたのは、畝から飛び出たツルが地面に張り付かないように、不定期に引きはがしたことくらい。
・10月3日 収穫。
1年目のサツマイモは、上の写真のとおり量はそれなりに採れました・・・
質の方はというと・・・・・・ゴボウ並みの細さ!!
ゴボウ orz……
(写真を撮る際、対比物がないのでイモの細さが際立ちません。すいません。)
来季に向けて
「サツマイモは痩せた土でも育つ」と聞いていたので、ほったらかしでも太く肥えたイモが獲れると油断してました。
なにせ、江戸時代に飢饉の時にサツマイモを植えることによって食料危機を脱したと聞いてましたし・・・
素人なりに、今季の敗因を下記のように感じ取りました。
敗因1.畝がカチカチに硬かった。
1~2日の作業期間(しかも合計で半日足らず)で荒地から菜園に変えた(つもりの)突貫作業だったので、よく土を耕すことができていなかったんだと思います。
しかも、畝を立てる際に、クワで畝を上から横からカチカチにしっかり固めてしまった。
来年は、よ~く耕して畑自体をフカフカにしたうえで、畝の立て方もフカフカにしよう!と誓うのでありました。
敗因2.土壌、特に水はけが悪かった
荒地を畑にした際によく耕す必要は前項のとおり痛感しましたが、土の質も問題があるかと思いました。
まずは土の栄養!
いくらサツマイモが痩せた土でも育つとはいえ、甘く考えすぎでした!
来年以降は、適度に堆肥などで栄養補給させていこうと思います。
「畑は土づくり」の一端を垣間見た気がしますなぁ・・・
次は水はけ!
借りた土地のことを悪く言うのもいけませんが、水はけが悪いです。
今年は週単位で雨が続いたこともありました。
その結果、地盤がぬかるんで田んぼかと思うくらい水はけが悪い!
その対策として考えたのは、「えん麦」を冬に育てる!
「えん麦」は「麦」と書きますがイネ科の植物です。
イネ科の植物は、水を求めて根が土中深く伸びて育つ特性があり、その根が硬い土の層を崩し、土を柔らかく水はけがよいモノに変える、という狙いです。
ちなみに、「えん麦」はオートミールの原料でもあり、「猫草」としてペットの食用にもなります。
土地を貸してくれた方の飼い猫ちゃんへのプレゼントにもなって一石二鳥!
冬はニンジン・ダイコンを育てる予定でしたが、あまりの水はけの悪さに「えん麦」に切り替えて、来年リベンジマッチをしかけていきます!!
最後に
ゴボウのようなサツマイモでも「収穫できた喜び」がありました。
家庭菜園を始めてよかった!と心から思えています。
「またゴボウだよぉ!」
「でもまだまだ出てくるよ!!」
嬉々としてイモ掘りに興じる子ども達の歓声と悲鳴(?)が、私の心を満たしてくれました。
また、適度な(つまり小規模でマイペースな)土いじりは気分転換にイイですね!
農作業に没頭していると、日常の(職場の嫌なコトとか)を一時、忘れられます。
集中して作業をして、作業後の畑を見て「小さな達成感」が得られます。
もし、この記事を読んでいる方で野菜・果物栽培に興味のあるけど躊躇されている方、是非、一度はチャレンジされていてはどうでしょうか。
1回や2回失敗しても「趣味」なので、「試行錯誤」として楽しめます。
「次こそは!」という挑戦してる感が、心地よいですよ。
それに、露地栽培でなくても、プランター栽培でも作物は育てられます!
土地がなくてもベランダで!(キッチンでも!)
佐々井家のベランダでプランター栽培の作物をはじめていきます。
佐々井家は家庭菜園1年生。これからです。
いろいろ記事を発信しながら、いろんな方が発信されている情報で勉強していきたいと思います!
ここまでの御高覧ありがとうございました!
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