(書籍紹介・要約)被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40【アベナオミ】

佐々井の本棚

今回、ご紹介する書籍はこちら!

タイトル 被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40
著者 アベナオミ(イラストレーター・防災士)
出版社 学研プラス
初版発行年月日 2017年2月21日

 

本書は、3.11-東日本大震災を被災した著者の被災時の体験談・得た教訓・被災後に実施している防災対策「1日1防災」をイラスト中心に紹介した書籍です。

また、ミニマル防災(ミニマリスト志向と防災志向のミックス)や、東日本大震災後に発生した熊本地震での教訓なども収載されています。

身近なところから始められる「防災」を紹介してくれる本書を手に取って、防災・減災の行動を一手、一手行っていくのも良いことかと思います。

本記事では、本書の内容を紹介させていただきます。

 

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本書のなりたち

生まれも育ちも現住地も、宮城県の著者・アベナオミさん。

宮城県はもともと地震が多く、地震には慣れていたそうです。

 

2003年・宮城県北部地震は最大震度6強。

2008年・岩手宮城内陸地震も最大震度6強。

そうした大小の地震を経験し、「地震って大したことないかも?」と感じていた著者。

 

2011年3月11日14時46分、東日本大震災発生。最大震度7

著者が感じていた地震に対する印象を覆す大規模地震でした。

千年に一度の大地震が、1歳半の息子がいるときにイキナリやってくるのは著者の予想外。

しかし、そもそも「災害発生」が予想できると思っているのが間違い。

震災後にやってきたのは、震災前の自分に対する後悔だったと言います。

なぜ、割れ物をあんな所に置いていたのか……

なぜ、日持ちする食材を買っていなかったのか……

なぜ、ケータイのバッテリー充電器を買っていなかったのか……

そんな、ほんの少しだけ気をつけていれば良かった、という点を1つずつ教えてくれるのが本書です。

 

本書の収載内容

本書に収載されていることをご紹介いたします。

コミックエッセイ

・東日本大震災前の著者の状況

・東日本大震災直後の著者の状況

・震災発生翌日の1日の著者の状況

・震災から3日目・5日目・2週間後・1か月後の著者の状況

 

1日1防災(1日に1個防災対策を行おう、というもの)

・震災時にあってよかったモノ・26選

・震災後に始めたこと(震災対策)・14選

・イケア・100均を活用して揃えられる防災用具・18選

(イケアが採用されているのは著者の趣向かは不明……)

 

ミニマル防災(ミニマリスト志向×防災志向)

家にモノが少ないと、地震で怪我をする危険も少なくなるなどの利点が!

「モノが少ないと、災害時に困るんじゃ?」

 

そんな声も聞こえてきそうですが、

不要な物は持たず、防災などで必要なものを厳選して持つ暮らし

が理想、と言う志向が「ミニマル防災」です。

ミニマル防災を目指す生活の知恵は、下記のとおり。

・必要なモノを見極めて、適切に持つ(ミニマリスト志向

ローリングストク法

(普段使いのモノ(食糧など)を日常生活で使いながら防災用にもストックする方法)

・「まごわやさしい」の食料備蓄法・

「ま」・・・豆類。乾物・水煮・高野豆腐など。高タンパク食品。

「ご」・・・ごま・ナッツなどの種子類。タンパク質やミネラル補給に。

「わ」・・・わかめなどの海藻類。わかめ、こんぶ、ひじきなど。

「や」・・・野菜類。根菜、フリーズドライ、水煮、青汁、ジュース等。

「さ」・・・魚類。缶詰、鰹節、あごだし、にぼしなど。

「し」・・・シイタケなどのキノコ類。乾燥マイタケやシメジなど。

「い」・・・いも類。そのままで日持ちがします。

「常時携行品」「非常用持ち出し袋」「二次持ち出し袋」の考え方

常時携行品は、日ごろ身に着けておく日常使いのもの+防災用具。本書の霊では、ポーチ1つでした。

非常用持ち出し袋は、被災直後に避難するとき用のもので、バックパック1つ分ぐらい。

二次持ち出し袋は、避難所へ移動する際などのもので、ボストンバック1つ分ぐらい。

携行品・持ち出し袋は、上記のように状況に応じて使い分けるようにすれば、コンパクトさも追求できるでしょう。

ただ、自宅の置かれている地形や付近の避難所候補地などの事情を勘案することも重要です。

防災用品は、実際に使ってみる

備蓄食料を実際に食べてみることや、携帯トイレなどの防災用具を実際に使ってみることも重要です。

その食品と自分の味覚が合わなかったり、防災用具がちょっと使いづらかったりしたら、製品を変えてみるなどの調整が必要になります。

ペットのための備蓄や避難方法も考えよう

大切な家族の一員であるペット。

東日本大震災時、避難所に届く物資にペットのためのグッズやフードが含まれていないなどの現実があったそうです。

食、トイレ、避難場所へ同行の可否、同行する場合の移送方法……

ペットにまつわる防災は飼い主側で考える必要があるようです。

 

地震以外の災害や地域性も考えよう

災害大国・日本。

地震以外にも、台風・豪雨・竜巻・津波・洪水・土砂崩れ・火災……

想像したくないことですが、自分がいざ被災した場合を想像するのは大事。

自分が置かれている状況も、人それぞれです。

介護をしている人、子育てをしている人、ペットを飼っている人、透析している人、家族が医療関係・消防関係で出動する人……

 

自分に適応させた、自分なりの防災対策を考えていきましょう。

 

おわりに

アベナオミ・著「被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40」を簡単ですが、ご紹介いたしました。

ブログ主は、本書を読んでいろいろ自宅マンションの耐震対策をやってみました。(下記の記事)

しかし、時間がたつとともに、本書で読んだ内容を忘れていくものです。

このため、本書は、不定期に読み直していこうと思う1冊です。

防災対策は無駄になるくらいがちょうどいい。そう思って取り組んでいこうと決めています。

ここまでの御高覧、ありがとうございました!

 

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