我が家の防災・その2【ローリングストック法と車のタンク半分給油】

佐々井家の日常

防災ネタ第2弾は、必要物資の「ローリングストック法」と、自家用車の給油についての2本立てでお送りします。

いわゆる、「物資の備蓄」にフォーカスした記事になっております。

よろしくお願いします。

 

なお、防災ネタ第1弾の記事はこちらです。

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災害時、物流が停止した場合の必須物資とは

地震や台風などの水害など、災害が多発する国・日本。

大規模な災害時は、物流や電気・水などのライフラインは止まってしまいます。

物流が止まり、生活用品が手に入らなくなってしまったら・・・

そんな想定で、無くなったら困る「生活必需品」を改めて考えてみましょう。

ざっと思いつくだけでも、下記のように多岐にわたります。

 

・食料品

・水(飲用水・生活用水)

・火が起こせるもの(カセットボンベ式コンロなど)

・コンセント電源が不要の照明器具

・乾電池、スマホ用バッテリー

・衛生用品(歯みがき用ガム、沐浴の代わり用に大き目のウェットティッシュ等)

・大型のゴミ袋(ゴミの回収サービスも止まります)

・乳児がいる世帯だとオムツ

・女性だと生理用品

・現金(ATMやキャッシュレス決済が停電で使用できない対策)

さて、照明器具やカセットコンロといった「器具類」は一度購入しておけば、あとは有事に出しやすい場所に保管しておけばいいのですが・・・

食糧品やなど、消費期限があるもの達をどう備蓄し、管理していくかが問題です!

「非常食」として売られている食品もあり、3~5年は保有できるものもありますが、そういったものに不足しがちなのがビタミンなどの栄養素

 

その不足する栄養素を補うには、どうしても「生鮮食料品」が食べられるのが1番!

しかし、生鮮食料品は、月日が経つと、腐ったりしますし、長期保存に向きません。

 

この「絶対必要となる物資だが、管理が面倒くさい」のを解決するのが、次の項で説明する「ローリングストック法」になります!

 

 

有事を想定した日常生活の方法「ローリングストック法」とは

「ローリングストック法」とは、以下の4つのサイクルになります!!

 

前提:「非常食」は「奥の手の物資」として備蓄できたらしておく。

 

1.日用品を、日常使いより少し多めに買う。

すでに日常使いより多めに購入・備蓄があれば普段通りの量を買う。

2.購入した物資を保存する。

3.日々、消費期限が早い順に使う・食べる。

 

以上の3つの行動をぐるぐる繰り返します。

つまり、日常で消費する量+有事対策としての備蓄量を「平時用」「有事用」と分けず、管理します。

そして、使った分を補充して、消費期限が早い順に並べ替えて管理するサイクルにすれば、一定量が「有事用」として備蓄できていることになります。

 

この方法なら、消費期限を日常的に管理でき、フードロスを防げるわけです!

特に「生鮮食料品」は、ローリングストック法が大いに有効です。

 

 

「日用品 兼 非常食」になる食品たち

生鮮食料品は、前述のローリングストック法でカバーしましょう。

また、カンパンやレトルト食品なんかの「非常食」は、ホームセンターなどの防災コーナーで売ってありますが、カンパンやインスタント麺などは、炭水化物中心で、ミネラルや食物繊維が不足しがちです。

そこで、生鮮食料品ほどアシは早くないけど、普段使いできる食品もありますので、そちらをご紹介します!

 

・豆類(乾物・水煮・高野豆腐など)

・ナッツ類、ドライフルーツ類

・海藻類(乾燥わかめや昆布、ヒジキ)

・野菜類でも、根菜類やイモ類、野菜ジュース・青汁など)

・魚でも、干物やにぼしなど乾燥させたもの

・缶詰類(魚介・肉など)

・キノコ類(乾燥させたもの)

 

災害時において、食事は、ささくれた心を癒してくれます。

こういった食品を活用し、災害時の食卓を賑わして災害に負けない気持ちを養えるようにしましょう!

 

 

自家用車の「ガソリン」も有事を想定・・・「タンクが半分になったら給油!」

さて、ここまでは主に食品の備蓄について書いてきました。

 

ここからは、災害後の「足」について書いていきます。

大地震や大水害が起こると、瓦礫や冠水で、道路は機能しなくなります。

 

その後、復旧が進むと「物流の血管」である道路が使えるようになります。

その際は、小回りの利く自転車が大いに活躍してくれるでしょう。

また、台車を備えておけば、救援物資の受け取り・搬送がスムーズに行えます。

 

しかし、もし災害後も、道路と自家用車が使用可能な場合があったら?

ここで重要になるのは「ガソリンの残量」です!

 

電気などのライフラインが復旧するまで、ガソリンスタンドは利用できません。

また、復旧直後のガソリンスタンドには、給油を求める車が長蛇の列をつくるでしょう。

 

このため、日常的に車のガソリン残量に気をつけるようにしましょう。

具体的には、「ガソリン残量がタンクの半分になったら給油する!」こと。

 

ガソリンがタンクの半分もあれば、市内を行動するくらいであれば1か月くらいは持つのではないでしょうか。

また、災害の影響がない遠方に避難する(実家や血縁者を頼って避難するなど)という選択肢も取ることができるようになるかもしれません。

 

参考書籍紹介

我が佐々井家の防災準備、および本記事の作成にあたって参考にさせていただいた書籍がこちら。

東日本大震災を経験されたイラストレーターの方が、実際の被災経験とその経験に基づく対策を執筆されています。

また、被災時に活躍したものや必要と思われたものが1品ずつ説明されていたり、東日本大震災後に起こった熊本地震への取材記事も掲載されており、主に地震・津波を想定された「防災を学ぶうえで役立つ1冊」です!

是非、ご一読あれ!

 

 

おわりに

今回の記事は、いかがだったでしょうか。

ローリングストック法は、ある程度、浸透しているのではないかと思います。

 

自家車のガソリン給油については、給油のタイミングこそ増えますが、いざという時を考えると、なにほどのこともありません。

我が家の車でいうと、ガソリンタンク半分で、日本海側→瀬戸内側に移動できるます。

これにより、避難場所の選択肢が広がります。

山陰が被災しても、瀬戸内側(岡山県・広島県)に抜けられれば、そこで一度給油して実家に避難する、という手もとれるということです。

 

災害大国・日本。

防災・減災の第一歩は、自分の安全、自分の安全な避難!

みなさま、まずはご自分の防災・減災について、今一度お考えあれ!!

 

ここまでの御高覧、ありがとうございました!

 

 

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