【家庭菜園】ローズマリーの栽培方法とその利用法など

癒しの家庭菜園

ローズマリーの香りが大好きな佐々井です。

あのスッとした清涼感かつスパイシーな香りに魅せられております。

そんなハーブ:ローズマリーを紹介していきます。

 

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ローズマリーの紹介

ローズマリーは地中海沿岸地方原産のシソ科の植物。

日本でもホームセンターでよく売っており、認知度が高いハーブではないでしょうか。

 

常緑低木ですが、育てば高さ2m近くまで伸びるそうです。

枝葉の育ち方は、立性、半匍匐性、匍匐性の3種類。

・立性・・・・・・・枝は天を目指してまっすぐ伸びる。

・半匍匐性・・・枝が一定の長さまで横に伸びた後、向きを変えて上へ伸びる。

・匍匐性・・・・・枝は横に伸びていき、垂れ下がっていく。

 

花言葉は、「思い出」「記憶」「誠実」「静かな力強さ」など。

古代ギリシャでは、お祝い事や葬儀での儀式で使用される神秘的な花とされていました。

花の開花時期は種類によりまちまちですが、咲かない場合もあります。

花の色は白、薄い青、紫、ピンクとさまざま。

あなたのローズマリーは、どの色をしているのでしょうね?

 

収穫は、1年じゅうできます。

ただし、枝葉の成長がにぶくなる冬季は、収穫量を減らす必要はあります。

 

 

ローズマリーの栽培方法

種から育てることもできますが、苗が売ってある場合が多いです。

そこで、本記事では苗を鉢植えや地植えした場合を記載していきます。

 

年間の栽培方法

ローズマリーは水はけのよい土を好みます。

風通しがよく、乾燥しやすく、湿気が溜まらず、日当たりの良い場所に置きましょう。

また、暑さ、寒さにも強く、1年中屋外で育てても問題ありません。

 

水やりは、土の表面が乾いたら、鉢の底から水が出るくらいたっぷりあげます。

総じて、乾燥気味に育てましょう。

ただし、完全に水が切れてしまうと葉っぱが落葉してしまいますので注意!

 

肥料は基本的に不要と思っていいくらい、ローズマリーは強い植物です。

草丈が10cm程度の状態のときに追肥をあげるくらいでしょうか。

 

 

株の増やし方は挿し木で

後述しますが、ローズマリーは植え替えなどで根を触れられるのを嫌います。

そこで、ローズマリーを増やそうとするときは「挿し木」を行いましょう。

 

具体的な手順としては下記のとおり。

1.伸びすぎて切った枝や、風通しを良くするために選定した枝を集める。

できるだけ、切れ味の鋭い刃物で切りましょう。

枝の組織を潰さないよう、スパッと切ってあげましょう。

これを「挿し木」とします。

2.切った箇所から数センチほどの部分の葉を取ります。

3.切った箇所から葉を取った箇所までを1時間、水に浸します。

(葉を残していた箇所は水につけないよう注意!)

4.挿し木を差し込む鉢・ポットを用意します。

土を盛り、湿らせておきます。

5.鉢・ポットに挿し木を差し込みます。

挿しこんだ後、土を寄せてすき間を優しく埋めます。

挿し木の枝が硬くない場合は、挿し込む前に楊枝などで、あらかじめ穴をあけてから挿し込んであげましょう。

6.挿し木を挿した鉢・ポットは日陰で2~3週間育てます。

極端な暑さ・寒さ、湿気・乾燥をさけるよう注意します。

7.新しい葉が出てくれば、根が張っている証拠。

挿し木の成功です!

8.鉢植え・ポットが小さい場合、大きな鉢植えや地植えに植え替えていきます。

後述しますが、植え替えをローズマリーは嫌いますので、細心の注意を!

 

 

注意点・ローズマリーは植え替えを嫌う

一度、根付いたローズマリーを抜いて植え替えるのは極力やめましょう。

もし、植え替える必要が出た場合は、根が傷つかないように触れないように気をつけます。

具体的には、根についた土は落とさず、崩さず、そのまま新しい鉢などに植えましょう。

2株以上を地植えで育てるなら、株間は30cmくらい開けるのが良いでしょう。

 

 

ローズマリーの利用方法

料理

摘んだ生の葉をみじん切りにして、肉料理などのスパイスに。

また、生の葉のみじん切りや生の枝をお肉と一緒に焼くのもあり。

肉や魚の臭みをとり、香りづけになります。

 

ビネガーに1~2週間漬け込んでビネガードリングにも。

生のローズマリーに、他の種類のフレッシュハーブを一緒にカップに入れ、お湯を注いで蒸らせばハーブティーも味わえます。

 

入浴剤

乾燥させた枝葉をティーパックに入れ、浴槽に投入するだけで、薬用ローズマリー風呂に!

ローズマリーには発汗作用があり、デトックス効果が期待できます。

身体も温まり、アンチエイジング効果も。

古来から「若返りのハーブ」と呼ばれるほどの効果を試してみたいですね!

 

佐々井家では、ドライハーブにする手間を惜しんで、生のままバスタブに投入しています。

紹介記事も描いていますので、こちらもよろしく。

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靴の臭い消し

ティーパックや、もう使用しない靴下に、乾燥させたローズマリーを入れ、靴の中に入れると消臭剤になります。

このティーパックや靴下に重曹も同封すると除湿機能も追加できます。

 

サシェ(匂い袋)

乾燥させたローズマリーを巾着袋のような布の袋に入れます。

布の袋を縛ったり、縫い合わせると、これだけで集中力を高めてくれる匂い袋に!

 

中にコットンも詰めると袋がふんわりして、かわいい感じに。

 

リフレッシュ剤として持ち歩くのもいいですし、自家用車の車内につけるのもいいですね。

 

終わりに

ローズマリーの魅力、この記事で紹介できたでしょうか?

ローズマリーは園芸初心者でも育てやすいそうで、確かに手間がかからないオススメのハーブです。

しかし、私は過去に何回かローズマリーを枯らしています・・・

水はけの悪い土地に地植えをしてしまったり、エアコンの室外機の風が浴びる場所に置いてしまったり・・・

育てやすいからといって、油断も禁物ですよ!

 

何度も枯らしながら、ローズマリーに魅せられている私。

ハーブのある生活をこれからも満喫していきたいと思っています。

ここまでの御高覧、ありがとうございました!

 

 

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