【鳥取県大山町】名和神社にお参りしてきた【後醍醐天皇の忠臣・名和長年公を祀る神社は桜の名所】

山陰遊覧記

日本海にほど近い丘陵地帯に鎮座する名和神社。

南北朝時代の南朝の武将である名和長利年、その一族を祀っています。

2022年10月13日にお参りさせていただいたので、ご紹介いたします。

 

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名和神社について(御由緒・御祭神・御利益)

御祭神は、本記事の冒頭で御紹介したとおり、名和長年(なわ ながとし)卿。

合祀されているのは、卿の御一族の戦没将士47名。

 

名和長年は、鎌倉時代末期~南北朝時代に後醍醐天皇に味方した武将

もともとは、名和神社の位置する鳥取県大山町で海運業を営んでいた一族の当主。

鎌倉幕府打倒の計画が露見して、後醍醐天皇が隠岐の島に流罪となった際に、日本本土に戻れるよう手配りをして以来、後醍醐天皇に味方する武将として活躍。

鎌倉幕府打倒後、後醍醐天皇の政治(建武の親政)に反対して兵をあげた足利尊氏と戦い、激戦の末、討ち死に。

長年に付き従った一族郎党も、長年に殉じたと言います。

 

その名和長年が神格化され、祀られたのが名和神社なのです。

武将を祀った神社であるため、ご利益は武運長久・勝ち運・厄除けと勇ましいものになります。

公式サイト 大山観光局HP:https://tourismdaisen.com/spot/30/
住所 鳥取県大山町名和556
ジャンル 神社
アクセス JR「名和」駅から徒歩で約5分程度
駐車場 20台程度あり。(無料)
トイレ なし。神社から100m離れた名和公園にあり。

 

 

名和神社の風景

2022年10月13日、桜の季節の真逆の秋、国道9号を車で走り名和神社へ。

駐車場

「駐車場」の看板はありませんが、名和神社の「鳥居」の向かい側にあります。

名和公園と兼用になっていると思われます。

駐車スペースを示す白線がありませんが、奥に寄せて駐車しましょう。

 

鳥居

「駐車場」で車を停め、すぐ近くの名和神社の神域へ。

立派な「鳥居」の前で一礼。

参拝時間が昼頃で、太陽が中天に輝き、ちょうど名和神社の「本殿」の方角から陽光が差し込むカタチに。

神域の神々しさが増しているように感じられました。

 

参道

落ち葉の季節でしたが、「参道」はキレイに掃き清められていました。

 

中門前

写真は逆光ですが、立派な「中門」の前にたどり着きました。

 

太鼓殿

「中門」を前にして、右側には大太鼓を納めた「太鼓殿」があります。

 

参集殿

「太鼓殿」の向かいには、「参集殿」が。

いわゆる集会所のようなものでしょうか。中にはイス等がしまわれていました。

 

手水舎

さて、「中門」に向かって進みましょう。

 

お清めの方式は、昔ながらの柄杓を用いる方法です。

 

「手水舎」の天井には、御由緒が記されています。

 

中門

手と口を浄めたら、「中門」をくぐります。一礼。

 

拝殿

「中門」をくぐると、「拝殿」に到達。

 

かの忠臣・名和長年公に御挨拶。二拝二拍手一拝。

 

「拝殿」にかけられている幕に記されているのは、名和家の家紋なのでしょうか。

海運業を表す帆掛け船の意匠が印象的です。

 

御朱印・お守り・おみくじ

「拝殿」の正面脇には、御朱印・お守り・おみくじが置いてあります。

初穂料は賽銭箱へ入れ、あとは自分で拝受して、持って帰る方式です。

 

御朱印(初穂料300円)。

クリアケースの中に入れてあります。

 

おみくじ(初穂料100円)。

 

お守り(初穂料10円~)。

取材当時の年(2022年)の干支である寅(とら)が描かれています。

 

参拝者記名簿も置いてありました。

 

本殿

「拝殿」の周りをぐるりと回ることにします。

まず、「本殿」を「拝殿」脇から観ようとしましたが、玉垣(柵)と鬱蒼とした木々にさえぎられて、うまく撮影できず。

 

末社・祭器庫(?)

また、「本殿」の左右脇には、「末社」と「祭器庫(と思われる)」が控えていましたが、玉垣に囲まれ、あるいは立入禁止のロープが張られて接近できませんでした。

 

こちらは、「拝殿・本殿」に向かって左側の「末社」。

名和長年公の御一族が合祀されている社でしょうか。

 

「拝殿・本殿」に向かって右側の「祭器庫」。

こちらも、木々に覆われていました。

 

その他、宝物殿(?)

「拝殿・本殿」を囲む玉垣の外側にも建物がありました。

しかし、建物名が分かる掲示などはなく、よく分かりませんでした。

宝物殿かな、とは思うのですが……

 

帰り道

名和神社の神域の雰囲気を十分に感じた後、帰路につきます。

「拝殿」から「鳥居」に向かうと、「鳥居」の向こう側に青々とした日本海と水平線が望めました。

春には、この景色に加えて桜の花が一面に咲くとのこと。

名和神社から100m離れた名和公園まで、桜が延々と植えられており、この一帯は春の名所。

また、冬を越したらば訪れてみたいです。

 

 

おわりに

鳥取県大山町の「名和神社」について紹介させていただきました。

 

名和神社の境内は、かつて名和氏の米倉がありました。

その米倉は、この地で名和長年公が鎌倉幕府方と合戦した際に焼き払われ、その名残として、今も神社の裏手では「焼き米=焼かれた米粒」が出てくることがあるそうです。

ブログ主が取材時、「拝殿・本殿」裏を歩いた際に探してみましたが、見つけることはできませんでした。

こうした、小さな歴史の証人を探してみるのも一興かと思います。

 

ここまでの御高覧、ありがとうございました!

 

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