【鳥取県伯耆町】岩立神社にお参りしてきた【巨木に囲まれた癒しスポット】

山陰遊覧

最近、自然に触れてない……

行ったことのない神社に参拝したい……

 

そんなブログ主が、やっとこさ2025年5月10日に参拝してきたのが伯耆町の「岩立神社」。

同町の指定天然記念物「巨樹群」の中にある神社と聞き、森林浴を兼ねていってきました!

 

 

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岩立神社について(御由緒・御祭神・位置情報など)

御由緒・御祭神

創立年代は不詳。

この神社が鎮座する岩立村(現・伯耆町岩立)では、「両山王権現(りょうさんのうごんげん)」を祀る社と伝わっています。

両山王権現は、山岳信仰・神道・仏教(天台宗)の神仏習合の神様。

そのためか、現在は山を司る神様・大山祇命(おおやまつみのみこと)も祀られているとか。

 

大山中腹に鎮座する神社ということもあり、山の神様を祀る神社なのです。

 

位置などの情報

公式サイト なし
住所 鳥取県伯耆町岩立231
ジャンル 神社
アクセス JR西日本・伯備線「伯耆溝口」駅から自動車で約10分
駐車場 なし
トイレ なし

 

岩立神社の風景

2025年5月10日(土)、晴れ。

米子方面から国道181号線を南下して、県道45号~県道51号を東進。

一路、岩立神社へ。

 

神社の進入路

岩立の集落をゆっくり走りつつ、岩立神社を探します。

すると、集落から道路を挟んだ反対側の山側に石碑を発見!

「岩立神社巨樹群」とあります。

この石碑前を目印に、小道に入って岩立神社へgo!

 

駐車場

岩立神社に、整った駐車場はありません。

ですが、境内前に自動車が2~3台ほど駐車できるスペースがあります。

 

鳥居・つくばい

車から降り、さっそく参拝へ。

木製で小振りの鳥居と、伯耆町指定天然記念物である「巨樹群」の案内看板がお出迎え。

一拝して、境内に進ませていただきます。

 

鳥居のかたわらには、手水用の「つくばい」があります。

流水設備は無いので、雨露が溜まっています。

 

御随門・道祖神

鳥居を通ると、短い階段の上に御随門が。

階段脇には、岩立の道祖神様が鎮座しています。

古の時から岩立の地を守ってきた道祖神様に一礼。

 

御随門を抜けると、先に拝殿が見えてきます。

境内は案内どおりの巨木が林立していて、広いと言えない境内でも自然の力強さを感じます。

 

狛犬

拝殿前の階段の上下に、2対の狛犬さんが境内を守っています。

上段は比較的新しそうな狛犬さんで、下段は苔むしている様に侘びを感じます。

 

拝殿

拝殿前に到着。

山の神様に御挨拶します。ニ拝二拍手一拝。

 

拝殿には、素人目にも豪華なあしらいがされて感嘆しました。

上部から見て、鳳凰、龍、獅子……獅子?

 

幣殿・本殿

拝殿でご挨拶後、拝殿周りを逆時計回りに周らせていただきます。

まずは、横手に周って、幣殿と本殿をご拝見。

 

末社と玉垣

本殿周りには、末社が2社と玉垣に囲まれた神域が1つあります。

 

まずは、玉垣に囲まれた神域からご紹介。

 

玉垣の内側には……なにもない?

よく見ると、石か岩の表面が見えますが……

もしかすると、火の神様「三宝荒」を祀る神域かもしれません。

 

続いて、「唐王神」「御崎神」「山神」の3柱を祀った末社に御挨拶。

この末社は、「相殿社」と呼ばれています。

 

次の末社は、「秋葉神」が祀られています。

巨樹群の1本が傍らにあり、岩立神社らしい風情がある末社です。

 

参籠所

神様をお祀りしている社を巡った後は、境内を散策。

神社の建物としては、参籠所がありますが、あまり立ち入るところではないので素通りします。

 

巨木群

境内の建物を見終えたので、「岩立神社巨木群」の案内板を思い出し、建物以外に目を向けます。

巨木群の木は、杉・もみじ・イチョウの3種。

大樹の樹齢は、約200年を超えているとか。

地球の大先輩としばし、静かな語らい……と言うと大げさですが、森林浴を満喫できました!

 

神社周囲の景観

参拝を終え、神社境内の前面に広がる、のどかな風景も楽しみます。

ちょうど、時期は田植え。

水田には水が張り、春から夏へ移ろう季節の変化を感じられます。

 

神社の前面は、水田が段々に連なっているので見晴らしが良いです。

標高400m弱の位置にいるので、西を向けば鳥取西部~島根東部の山々も見渡せます。

のどかな農村で、見晴らしもよい。ゆっくりできますよ。

 

おわりに

鳥取県伯耆町の「岩立神社」について紹介させていただきました。

 

余談ですが、参拝後に境内でくつろいでいると、巨木から枝がポトリと1本だけ落ちてきました。

その時は、「何かの警告?」とビビったのですが、どうも違うみたい。

「神様が歓迎してくれている、見守っていることを知らせるサイン」という説があり、一安心。

 

最後に、岩立神社に同行し、また写真撮影に協力いただいたK氏に謝意を。

 

ここまでの御高覧、ありがとうございました!

 

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