運動不足の解消を意識している佐々井です。
本記事では、中国地方を代表する秀峰・大山(だいせん)のハイキングコースの1つ:僧兵コース(の一部)を紹介します。
自然を感じつつ、運動不足を解消するハイキングは最高ですね!
紹介するハイキングコースは、小学生低学年の娘も楽しんでおりましたので、子育て家族でも楽しめますよ!
ただ、道幅が狭くて片方が崖という道もあるので、お気をつけてください。
(今回紹介するコースは赤線のルートです)
公式サイト(鳥取大山観光ガイド) | https://tourismdaisen.com/ |
住所(登山口付近で大きな駐車場のもの) | 鳥取県西伯郡大山町大山 字博労座40-1外 県営大山第1駐車場 |
ジャンル | ハイキングコース |
おすすめする人 | 山を歩くのが好きな人、自然を感じるのが好きな人 |
おすすめポイント | 自然豊かなハイキングコースが楽しめる。
坂の上り・下りが緩やかで歩きやすい。 |
注意ポイント | 道の片側が崖で、柵もない箇所がある。
また、道の状態によっては上記のため危険がある。 ハイキングする日の前日から気候に注意。 |
今回のハイキングコース
今回のコースは、「僧兵コース」と呼ばれる大山のハイキングコースの一つです。
(厳密にいえば、「僧兵コースの一部」を紹介します)
大山には、かつて100を超える寺院があり、相当数の僧兵を抱えていました。
その僧兵たちが、鍛錬のために日々駆けていた道が「僧兵コース」と呼ばれています。
「僧兵コース」は大山から他の山まで伸びる道ですが、今回は「大山夏山登山道~登山道と僧兵コースの分岐点~賽の河原~大山寺~大神山神社」のコースを紹介します。
大山夏山登山道
県道158号沿いにある夏山登山道入り口からハイキング開始です。
夏山登山道入り口は、賽の河原(河原が石ころだらけの小川)をまたぐ大山寺橋付近にあります。
本記事の冒頭で掲載した地図の駐車場から、鳥取県立大山自然歴史館→モンベル→佐陀川(賽の河原)の橋を渡った先に登山口があります。
山頂・阿弥陀寺へ向かう道と僧兵コースの分かれ道
大山登山道を登っていくと、山頂へ続く一本道と、いくつかの分かれ道があります。
僧兵コースは、山頂への道から左手にそれるコースになります。
ところどころ↑のような道案内はありますが、私が確認できた限りでは、肝心の登山道の本筋と僧兵コースの分かれ道に看板がありません。。。
そこで目印としては、登山届を投函する古くて赤いポスト(古いコンクリの小屋)がある分かれ道があるのですが、その次の分かれ道が、「僧兵コース」への入り口です。
(撮影を忘れました。すいません)
山道
僧兵コースに入ると、しばらくは普通のハイキングコースで、ところどころにお寺跡やお地蔵様などが点々と存在し、のんびりと歩けます。
しかし、だんだんと道幅が狭くなり、片方の道は崖(急斜面)になり、柵などもありません。
崖があるとは言えど、我が家の小学生低学年の娘も、ビビりながらも歩き通せました。
落ち着いて、ゆっくりと歩けば問題ないかと思います。
「はしゃいで走らない」「前日や当日の天候で地盤がぬかるんでない」ことも重要ですね。
賽の河原
山道を進んでいくと、賽の河原(佐陀川)に出ます。
この賽の河原、石だらけで道がついておりません。
なので、ほぼ道に迷います!!
僧兵コースを続行するには、どうするのか?
まず、足を濡らさず対岸に渡れる箇所がありますので、慎重に対岸に渡りましょう。
次に、小川を渡った後、少し林ずたいに川下へ進みましょう。
(山頂方面には登らない!)
すると、山道の入り口が見つかりますので、その道を進むと大山寺に到着します。
大山寺
賽の河原を渡り、大山寺境内に到着すると、釣鐘が見え、その後、本堂脇に出ます。
写真はその本堂です。(賽の河原側は写真の右側です)
その後、大神山神社にも参る場合(今回紹介するコース)は、写真の左側に進みます。
大神山神社まで進まない場合は、大山寺本堂の石段を下りればハイキングは終了となります。
大山寺の石段を下りると参拝道に出て、その後、最初の駐車場付近に出ることができます。
自然石の参道~大神山神社
大山寺本堂脇(上の写真の左側)に進むと、大神山神社に通じる参道に合流します。
参道自体は700mあり、「自然石を敷き詰めてできた参道」としては日本最長とのことです。
自然石を用いているため、足場は不安定です。
お気を付けください!
トレッキングポール(登山用の杖)を使って参道を歩かれる方も多々お見掛けしました。
それぐらい、足元がデコボコしてます!
(トレッキングポールのイメージ写真)
参道を登っていくと、大神山神社に到着します。
今回のハイキングコースの終着点となります。
神社にお参りした後は、先ほどの参道をまっすぐ下りると大山寺の参道と合流し、参道街に出ます。
「僧兵コース」としては、まだ続きの道があるのですが、今回はここまで。
大神山神社からの僧兵コースは、大山付近の山々の縦走のようになるようです。
2021年現在の佐々井家にはハードコースなので、また後年、機会があれば歩いてみようと思います。
もしハイキングでお腹がすかれていれば、大山寺の参道まで下りるとお店がいろいろありますのでご当地蕎麦の大山蕎麦などをいただくのも良いですね。
ハイキングする際の注意点(まとめ)
1.登山口は看板があるのでわかりやすい。
2.その後の山頂・阿弥陀寺へ向かう道と僧兵コースの分岐点がわかりづらい。
古い登山届のポストがある分岐点の次の分岐点で、左へ曲がる。
3.山道は道幅が狭く、片方が崖の道が続く箇所がある。慎重に進む。
4.賽の河原まで出ると、大山寺までの道がハッキリとわからない。
山頂方面ではなく川下方面へ林沿いに進むと道がある。
4.大山寺の脇に出ると、またハッキリとした道がある。
まとめ・ちょっとした冒険気分を味わおう
今回紹介しましたハイキングコース、自然の中と古跡を巡れる良いコースです。
佐々井家4人で初めて歩いたとき、小学生(中・低学年)の子どもたちは、道幅が狭く、片側が崖という山道に生涯初めて目にしたようで、ビビりながらも「冒険だ!」と喜んでおりました。
子ども達は某RPGゲームのテーマを口ずさみながら、時折、驚嘆の悲鳴を上げながら楽しく山道を楽しめたようです。
この記事の写真を撮りに実際に歩いたのは夏でしたが、秋であれば紅葉も楽しめるでしょう。
さすがに冬場は危険ですが、春・夏・秋ごとに季節を感じに歩きに来たくなるコースです。
大山にはいろいろな楽しみ方があると思いますが、その一端をご紹介させていただきました。
季節を感じられ、健康にもよいハイキング。
鳥取県の内外問わず、おすすめのコースですよ。
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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