【1から勉強する投資信託】騰落率とは?

やりくり家計簿

投資勉強中の佐々井です。

投資の用語や疑問について、私の勉強を兼ねて記事にするシリーズの第2弾です。

(第1弾は「インデックスファンドとは?」でした。)

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今回は、「インデックスファンド」の商品説明などで出てくる単語「騰落率」について記事にしていきます。

 

簡潔に結論を言うと「騰落率とは投資商品の値動きを%で表示している数値」です。

 

「そんなもん、投資を始めた時に知ってるはずやろ!?」と仰る方もいらっしゃると思います。

ごもっともです。

投資信託をはじめる際に、商品の購入契約前に確認しないといけない目論見書には、騰落率が記載されているので・・・

投資している人は「知っているのは基本的なこと」なのですが、私の再勉強を兼ねて記事にさせていただきました。

 

よろしければ、お付き合いください。

 

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「騰落率」とは

序文で結論を書きましたが、もう少し細かく説明していきます。

 

「騰落率=基準価額騰落率」は、ある時期の投資商品の基準価額と、その後のある時期の基準価額を比較した差額の%表示です。

 

ある時期とは、(投資信託では)基準日の1カ月後、3カ月後、6カ月後、1年後、3年後、5年後といった時期で見ていきます。

 

株式や債券だと1日の騰落率を評価に用いられます。

投資信託では、投資商品を購入する際に確認する「投資信託説明書(目論見書)」に、その商品が目指す騰落率が記載されていたと思いますよ。

 

次の項では、私が投資している信託商品を一例として具体的に説明していきます。

 

 

一例:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の場合

騰落率の一例として、三菱UFJ国際投信の投資信託商品「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の騰落率についてみていきます。

 

まずは、2021.7.21版の投資信託説明書(交付目論見書)の切り抜きから。

 

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)のベンチマークとしての年間騰落率は、+55.5%~-14.1%というわけです。(上記画像の右の表)

 

なお、ベンチマークとは、その商品の運用成績の目安としている基準のことです。

 

つまり、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、年度当初の基準価額から、1年後の決算期までに基準価額が+55.5%~-14.1%の値動きをする商品として売り出している、ということです。

 

実績としての「騰落率」は、決算期ごとに変動しているので、「目論見書」の「騰落率」は「ベンチマーク=イメージしやすい数値」としての表記にならざるを得ないのかな、ということもうかがえます。

そして、目論見書に書いてあるとおり、この騰落率は「将来の投資成果を保証するものではありません」!

 

あくまで、過去の実績などから算出したものであるので、未来の投資成果・騰落率は「神のみぞ知る」ことです。

騰落率の上の数値が高いから「良い商品!」という保証はないわけです。

また、「ある期間を切り取った値動きの率」なので、同じ商品でも「値動きの激しい時期の騰落率」と「値動きが凪いでいる時期の騰落率」では、率が違いますから注意が必要!

もし、誰かに投資の話がもちかけられて、騰落率などのデータを示されても、そういうところも考えながら判断していく必要がありそうですね。

そして、もし投資しているファンドが、想定されていた「騰落率」より、実際の「騰落率」の幅が大きく値がオーバーしている場合があるかもしれません。

 

その場合、そのファンド・運用会社が、株式市場の指数との連動がうまくとれていない可能性もあります。

株式市場の指数との連動が、うまくとれていないということは、そのファンドが「インデックスファンド」として機能しているか疑問符が付くのではないでしょうか。

今後の動向を注視していく必要があるケースだと思います。

「騰落率=リターン」ではない

前項で、騰落率を算出する際の「期間」に注意するケースもある、と書きました。

 

他に注意する点として、投資で用いられる用語で「リターン」という語句があります。

 

文字どおり、「リターン」は「利益」ですが、必ずしも「リターン=騰落率」ではありません。

 

「リターン」には、「配当や、分配金(もしかすると”タコ配“も)」を含む場合があります。

 

すなわち、リターンを投資信託や株式・債券の値動きによる利益と思うと、過大評価をする恐れがあります。

気をつけましょう。

*なお、「タコ配」は「タコ足配当」の略称で、投資による利益が出ていなくても、投資資本から配当を捻出し、あたかも「配当金」が出るように見せかけた配当のことです。

タコが、空腹時に自分の足を食べるさまを比喩に用いた表現ですね。

まとめ

今回の記事では、騰落率についてまとめました。

また、騰落率を参考にする際に気をつけることも付記できたかと思います。

騰落率の上限が高い、からと言って良い商品とは限らないし、騰落率の算出期間にも注目することが必要なワケですね。

私も気をつけていこうと思います。

 

 

ここまでの御高覧、ありがとうございました!

 

 

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