鳥取県に名物は数あれど、さっぱりとした美味、かつ安価に購入できる一品があります。
それが「とうふちくわ」。
名前のとおり、「とうふ=豆腐」と「ちくわ=竹輪」が合体した惣菜です。
その「とうふちくわ」に地酒を組み合わせて晩酌をしてみたので、ご紹介させていただきます。
とうふちくわの紹介
「とうふちくわ」とは
ざっくり言うと、豆腐に魚のすり身を混ぜて焼いたものです。
ちくわの様な形状をした、白い色をした練り物製品です。
「とうふちくわ」の歴史
「とうふちくわ」は、江戸時代の鳥取藩で誕生しました。
魚港の開発が進んでいなかった当時の鳥取県。
このため、魚を始めとした海産物は貴重品・贅沢品でした。
こうした状況の中、鳥取藩主・池田光仲公は、庶民がタンパク質を摂取できるように、と考え付いたのが「とうふちくわ」。
大豆から作る豆腐(7割)に魚肉(3割)を混ぜこんだ質素倹約な1品です。
ブログ主の購入した「とうふちくわ」
米子市内の量販店で購入。
下表では1本170円と紹介していますが、店頭ではもっと安く(99円だったか?)で購入できました。
商品名 | とうふちくわ ネギ入り |
製造者 | 角蒲鉾(株)(島根県松江市東出雲町錦浜583-21) |
公式HP | https://sumikama.official.ec/items/31000128 |
公式HPでの価格 | 170円(消費税込) |
分類 | 魚肉ねり製品 |
内容量 | 1本 |
原材料名 | 魚肉(輸入)、大豆油、青ねぎ、大豆たんぱく、砂糖、食塩、魚介エキス、卵白、醤油、ゴマ油/加工でんぷん、トレハローズ、調味料(アミノ酸等)、保存料(ソルビン酸) |
保存方法 | 要冷蔵(0度~10度) |
栄養成分表示(100gあたり・推定値) | エネルギー204kcal たんぱく質10.1g 脂質11.8g 炭水化物14.4g 食塩相当量1.9g |
アレルギー | 卵、小麦、大豆、ごま |
(鳥取県名物なんだけど、島根県の業者で、魚肉は輸入モノ、とツッコんではいけない……?)
地酒「上撰 鷹勇」の紹介
本日、「とうふちくわ」にあわせる日本酒はコチラです!
商品名 | 上撰 鷹勇 |
製造 | 大谷酒造(株)(鳥取県東伯郡琴浦町浦安368) |
公式ホームページ | https://takaisami.co.jp/pages/117/detail=1/b_id=199/r_id=331/#block199-331 |
内容量 | 180ml |
税込金額 | 243円 |
原材料名 | 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール |
アルコール度数 | 15度以上、16度未満 |
いざ、呑んでみよう
2022年11月2日の夕食。
かますの塩焼きとともに、「とうふちくわ」と、少し冷やした「鷹勇」を食卓へ。
まずは、口開けの一杯を。
辛い! キレも良い!
口に含むと同時に、日本酒の匂いとカッとなる熱さが口と鼻中に広がっていきます。
次に「とうふちくわ」を。
うん、あっさりした食感の中に、魚介の旨味が泳いでいます。
豆腐の中に魚肉が違和感なく溶け込んでいる……
食感は、竹輪(ちくわ)より柔らかく、豆腐より硬いといったところ。
醤油をかけてもオイシイですが、今日は「ゆずこしょう」を。
「とうふちくわ」は本当にたんぱくな味なので、ゆずこしょうはチョッピリで。
↓の写真は、ゆずこしょうを盛り過ぎた例(笑)
「とうふちくわ」は、自分を主張しない名脇役のような食べもの。
今日のお酒「鷹勇」は風味が強く、そんな「とうふちくわ」と好相性。
日本酒が進みます~
ごちそうさまでした!
おわりに
鳥取県の名物「とうふちくわ」と清酒「鷹勇」をご紹介してきました。
「とうふちくわ」は、その出自のとおりヘルシーで、お酒・料理に組み合わせやすい総菜です。
派手さ・華やかさはない(失礼!)ですが、れっきとした鳥取県の名物。
鳥取県に来た際は、お土産屋さんに並んでなければ、スーパー、ディスカウントストアでお求めください~
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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