【鳥取県米子市】米子彫刻ロードを歩いてみた【36点の作品群】

山陰遊覧記

米子市の市街地には、「彫刻ロード」という道があります。

約4kmの歩道のそばに、36点の彫刻が常時設置されているものです。

歩くと1時間程度の散歩にもなりますし、美術鑑賞しながらウォーキングにいかがでしょうか。

2022年9月8日に、実際にブログ主が歩いてみましたので御紹介します。

 

スポンサーリンク

「米子彫刻ロード」について

ロードの道順としては、

【スタート】鳥取県西部総合事務所の駐車場

・JR米子駅

・米子市文化ホール・駅前イオンの通り

・新加茂川沿い・中海沿いの遊歩道

・湊山公園の中

【ゴール】内町ポケットパーク(下図のポイントの周辺)

……となります。

 

道中では、このようなマークが掲示されています。

そもそも「米子彫刻ロード」とは、1998年~2006年まで隔年、米子市で開催された「米子彫刻シンポジウム」というイベントで制作された彫刻が、36点ほど野外展示されているものです。

 

 

彫刻ロードの作品紹介

それでは、36点の作品について紹介していきます。

1作品につき、角度を変えて2枚の写真を掲載します。

また、作品名・作者名・設置場所・制作年について記載しております。

 

太陽と月の神話

制作:藤田英樹

場所:鳥取県西部総合事務所の駐車場前

設置:2006年

 

雲が行く

制作:岩間弘

場所:鳥取県西部総合事務所の駐車場前

設置:2006年

 

Hippopotamus(カバ)

制作:明地信之

場所:JR米子駅前

設置:2006年

 

こころの言葉

制作:佐善圭

場所:JR米子駅前(バス停付近)

設置:2006年

 

心の旅・星空

制作:鈴木武右衛門

場所:駅前イオン前

設置:1990年

 

こすもす

制作:森亮太

場所:駅前イオン前

設置:1990年

 

化石の街No.3

制作:井田勝己

場所:駅前イオン前

設置:1990年

 

夏・風の詩(うた)

制作:須藤博志

場所:駅前イオン前

設置:1990年

 

風景

制作:寺田栄

場所:米子市文化ホール前

設置:1992年

 

大地の刻

制作:横山徹

場所:米子市文化ホール前

設置:1992年

 

光の沈殿

制作:小林亮介

場所:米子市文化ホール前

設置:1992年

 

生(life)’92

制作:酒井良

場所:米子市文化ホール前

設置:1992年

 

橋のある風景

制作:冨田憲二

場所:ビッグシップ前の駐車場前

設置:1994年

 

磯祭

制作:田中毅

場所:ビッグシップ前

設置:1994年

 

米子の門 Tor in YONAGO

制作:オダ・ショエラー

場所:ビッグシップ前の駐車場前

設置:1994年

 

制作:前川義春

場所:ビッグシップ前の駐車場前

設置:1994年

 

’96 work in YONAGO

制作:登坂秀雄

場所:新加茂川・遊歩道沿い

設置:1996年

 

OFFERING(捧げ物)

制作:ロバート・シンドルフ

場所:新加茂川・遊歩道沿い

設置:1996年

 

風景の芽

制作:氏家慶二

場所:新加茂川・遊歩道沿い

設置:1996年

 

制作:百瀬啓一郎

場所:新加茂川・遊歩道沿い

設置:1996年

 

夢尻図(ゆめしりーず)

制作:藪ノ内弘

場所:新加茂川・遊歩道沿い

設置:1998年

 

Gravitation

制作:大井秀則

場所:新加茂川・遊歩道沿い

設置:1998年

 

地殻-COCOON.Ⅲ

制作:岡本敦生

場所:新加茂川・遊歩道沿い

設置:1998年

 

Stone drops for Issa

制作:ジャン=フランソワ・ドゥムール

場所:新加茂川・遊歩道沿いの公園内

設置:1998年

 

再生

制作:田中等

場所:新加茂川・遊歩道沿い

設置:2000年

 

作法

制作:村井進吾

場所:新加茂川・遊歩道沿い

設置:2000年

 

制作:近田裕喜

場所:新加茂川・遊歩道沿い

設置:2004年

 

ゆめについて

制作:林宏

場所:中海海岸・遊歩道沿い

設置:2000年

 

YuNAGI

制作:西川淑雄

場所:中海海岸・遊歩道沿い

設置:2000年

 

記憶の形象

制作:斉藤和子

場所:湊山公園

設置:2004年

 

語らい

制作:菱田波

場所:湊山公園

設置:2002年

 

あかね雲

制作:西村文男

場所:湊山公園

設置:2002年

 

水のかたち-conversation

制作:高濱英俊

場所:湊山公園

設置:2002年

 

米伝説

制作:平井一嘉

場所:湊山公園

設置:2002年

 

眼の時

制作:永野光一

場所:湊山公園

設置:2004年

 

宿借り(海辺の物語)

制作:西巻一彦

場所:内町ポケットパーク(加茂川下流)

設置:2004年

 

 

おわりに

鳥取県米子市の「米子彫刻ロード」についてご紹介してきました。

抽象的な形状のものから、製作者のイメージが想像できるものまで多種多様なオブジェは、なかなか見応えがありました。

彫刻ロードの道中は桜並木が続くところもあり、春に歩くと、より風情のある趣きが感じ取れそうです。

 

ここまでの御高覧、ありがとうございました!

 

関連記事(鳥取県の資料展示)

【鳥取県境港市】おさかなロードを歩いてみた【妖怪の次は、魚のオブジェを観よう!】
鳥取県境港と言えば、妖怪のオブジェが並ぶ「水木しげるロード」! その水木しげるロードの終点から、「おさかなロード」という魚のオブジェが並ぶ道があります。 金属で作られた、魚のオブジェの数は、2022年4月時点で30体! (...
【鳥取県米子市】米子城外堀通り(加茂川)を歩いてみた【白壁土蔵~回船問屋・後藤家住宅】
鳥取県米子市の中央部には、米子城(跡)があり、その側を「加茂川」が流れています。 この加茂川、米子城の「外堀り」として機能するよう整備され、その名残で往時の建物が残されていたり、復元されていたりします。 2022年8月27日に、...
【鳥取県米子市】上淀廃寺跡の彼岸花を観てきた【淀江町の秋の風物詩】
鳥取県米子市淀江町に位置する「上淀廃寺跡(かみよどはいじあと)」。 国指定の史跡であり、7世紀後半(飛鳥時代)に建立された寺院跡です。 現在では、建物は残っていないものの、彼岸花(ひがんばな)の名所として知られています。 ...
【鳥取県米子市】本池美術館【牛革アート】
動物が食用になった後、廃物になった「皮」を加工したものが「革」。 その「革」に新たな「生」を吹き込む革人形師・本池秀夫氏。 その本池氏の出身地・鳥取県米子市にある「本池美術館」に行ってみました。 同氏のレザーアート...

コメント

タイトルとURLをコピーしました