【鳥取県米子市】米子城外堀通り(加茂川)を歩いてみた【白壁土蔵~回船問屋・後藤家住宅】

山陰遊覧記

鳥取県米子市の中央部には、米子城(跡)があり、その側を「加茂川」が流れています。

この加茂川、米子城の「外堀り」として機能するよう整備され、その名残で往時の建物が残されていたり、復元されていたりします。

2022年8月27日に、その加茂川沿いを歩いてみましたので御紹介いたします。

 

米子城についての過去記事はコチラ。

【鳥取県米子市】米子城に登城(登山?)しました!
歴史が好きな佐々井です。 2022年2月12日、鳥取県米子市に築城された米子城(跡)に登城してきました。 最近、米子市の観光名所として売り出し中の「米子城」! 微力ながら、私も鳥取県在住者として、米...
【鳥取県米子市】米子城と城下町に見る桜スポット・3選
桜を見ると「春ですね」と心躍る佐々井です。こんにちは。 以前、米子城跡について当ブログで紹介させていただきましたが、今回は「桜の季節」の米子城跡を紹介させていただきます。 また、城下町として、2つの河川沿いの桜スポットを...

 

 

スポンサーリンク

米子市・加茂川沿い(下流)について

上図は、加茂川沿いにある案内図ですが、本記事では桜の絵が描いてある道を右端から左端に向けて歩くコースをご紹介します。

(図はクリックで拡大可)

 

観光地として整備されている箇所は、出発点からみて4点ほどあります。

・加茂川・中海遊覧船乗場

・白壁土蔵

・加茂川桜どおり

・回船問屋・後藤家住宅

 

 

米子市・加茂川沿い(下流)の風景

それでは、「加茂川・中海遊覧船乗場」から下流(中海)に向けて歩いていきましょう。

加茂川・中海遊覧船乗場

加茂川・中海遊覧船の乗り場は、加茂川の歩道沿いにあります。

しかし、ここには係の人や船頭さんは常駐しておりません。

また、遊覧船の乗船は要予約ですので、ここを訪れる前に電話をしましょう。

 

事務所は「笑い庵」という施設にあります。

こちらの建物は、加茂川から見ると上流側(市役所方面)にあります。

公式HP 遊覧船:http://www.yonago-navi.jp/yonago/shitamachi/sightseeing/kamogawa-nakaumi/
住所 笑い庵:鳥取県米子市西倉吉町57(下図参照)
電話 090-6837-2731
料金 乗船料:大人1500円・小人700円
日程 要予約・運行時間は電話にて相談(天候による欠航もあり)
駐車場 無料2台あり。その他、有料駐車場も付近にあり。

 

乗船場は、和傘が広げられ、遊覧船が停泊しているだけでも風情あり。

 

白壁土蔵とカッパたち

この加茂川下流域は、古い建物が多いですが、特に「白壁土蔵」として観光名所にされているのがこちら。

 

フォトグラファーもよく見かけるスポットです。

 

その土蔵が立ち並ぶ対岸には、かわいらしいカッパたちがお出迎え。

こちらは「カッパのコンちゃん一家」。

米子市観光協会首都圏観光大使・近藤裕氏からの寄贈品です。

 

こちらは、「カッパの三平」。

ゲゲゲの鬼太郎でおなじみ・水木しげる先生からの寄贈です。

 

こちらは、ちょっとリアルタッチな「加茂川のカッパ像」。

大倉まどか・わらい通り協議会(地元の商店街)会員一同よりの寄贈品。

 

 

加茂川桜どおり

遊覧船の出発地点付近からは、桜並木が続きます。

取材したのが夏だったので、葉桜の写真ですが……

 

春の時期の桜通りの記事はコチラ。

【鳥取県米子市】米子城と城下町に見る桜スポット・3選
桜を見ると「春ですね」と心躍る佐々井です。こんにちは。 以前、米子城跡について当ブログで紹介させていただきましたが、今回は「桜の季節」の米子城跡を紹介させていただきます。 また、城下町として、2つの河川沿いの桜スポットを...

 

 

「白壁」ではないけど、土蔵のような建物も川沿いに点在。

 

濃い緑の桜並木もおつなもの。

 

桜以外の木もお目見え。

 

この「京橋」までが、「加茂川桜どおり」になります。

 

「京橋」から川沿いに歩を進めると、すぐ「中海」という湖に出ます。

 

川沿いの歩道には、休憩所やトイレも整備されています。

 

回船問屋・後藤家住宅

「京橋」の向かい側に「後藤家住宅」があります。

江戸時代に、ここ米子の地で海運業を営んだ旧家は、今も人が住んでいる現役の建物です。

そのため、非公開の建物になっておりますので、ご承知ください。

 

米子まちなか観光案内所

「京橋」付近には、「米子まちなか観光案内所」があります。

観光案内ツアーの受付・実施はもとより、米子城の御城印や武将印などの土産物や飲み物、干物や蕎麦まで取り揃えられたお店でもあります。

(米子まちなか観光案内所HP:https://yonago-tourism.com/

無料駐車場もありますので、米子城跡の登山前などに寄ってみてはいかがでしょうか。

 

休憩に甘味・軽食はいかが

米子城の外堀付近で、休憩を兼ねて御食事もいかがでしょうか。

長田茶店

まずは、「長田茶店(http://www.nagatachamise.jp/599/17915.html)」。

お茶屋さんですが、店内やテイクアウトでお茶を用いたスイーツがいただけます。

 

本記事の取材を行った際は8月だったので、抹茶あずきのかき氷をいただきました。美味!

 

長田茶店の駐車場が店舗の向かいにありますが、この駐車場内にお店のマスコットがいます。

「副店長」の「ながた めるる」ちゃんです。

来店された折には、愛でてあげてくださいね。

 

岡本一銭屋

「岡本一銭屋」は、昔ながらの駄菓子屋さん。

今も小銭を握りしめて来店する子供が絶えません。

かつて全国にあった「駄菓子屋さん」を思いだして懐かしむ、という大人の楽しみ方もあります。

しばし童心に帰り、子どもとともに「駄菓子屋」を楽しんではいかがでしょうか。

なお、駐車場はありません。

 

 

たこ焼きの店 天神

「加茂川・中海遊覧船乗場」近くのたこ焼き屋さん「天神」。

たこ焼きを焼くスペースや飲食スペースは、冬季以外は、ほぼ常に開け放たれており、オープンなお店。

駐車場はありません。

 

 

おわりに

鳥取県米子市の「米子城外堀通り(加茂川下流域)」についてご紹介してきました。

「米子城の城下町」という風情を残した「外堀通り」。

できれば、桜の時期に訪れたいところですが、抜けた青空の美しい夏や過ごしやすい秋でも楽しめるかと思います。

穏やかな加茂川・中海沿いをゆっくりと散策するのは、心も穏やかになってきますよ。

また、遊覧船に乗船する機会がありましたら、記事にしたいと考えています。

 

ここまでの御高覧、ありがとうございました!

 

関連記事(鳥取県の展示物)

【鳥取県境港市】海とくらしの史料館に行ってみた【日本最大級はく製ミュージアム】
こんにちは。 2022年5月13日、鳥取県境港市にあります「海とくらしの史料館」に訪れたので、紹介させていただきます。 この史料館の売りは、なんといっても「日本最大級の魚のはく製展示」! 館内の、はくせい、はく製、剥製、の...
【鳥取県境港市】おさかなロードを歩いてみた【妖怪の次は、魚のオブジェを観よう!】
鳥取県境港と言えば、妖怪のオブジェが並ぶ「水木しげるロード」! その水木しげるロードの終点から、「おさかなロード」という魚のオブジェが並ぶ道があります。 金属で作られた、魚のオブジェの数は、2022年4月時点で30体! (...
【鳥取県米子市】米子彫刻ロードを歩いてみた【36点の作品群】
米子市の市街地には、「彫刻ロード」という道があります。 約4kmの歩道のそばに、36点の彫刻が常時設置されているものです。 歩くと1時間程度の散歩にもなりますし、美術鑑賞しながらウォーキングにいかがでしょうか。 2022年...
【鳥取県米子市】上淀廃寺跡の彼岸花を観てきた【淀江町の秋の風物詩】
鳥取県米子市淀江町に位置する「上淀廃寺跡(かみよどはいじあと)」。 国指定の史跡であり、7世紀後半(飛鳥時代)に建立された寺院跡です。 現在では、建物は残っていないものの、彼岸花(ひがんばな)の名所として知られています。 ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました