こんにちは。
2022年5月13日、鳥取県境港市にあります「海とくらしの史料館」に訪れたので、紹介させていただきます。
この史料館の売りは、なんといっても「日本最大級の魚のはく製展示」!
館内の、はくせい、はく製、剥製、の目白押しは圧倒されます。
さすがの魚揃えの一端をご紹介~
「海とくらしの史料館」について
境港市最大の観光地「水木しげるロード」から車で5分の距離にある、和風の白壁が特徴の史料館です。
公式サイト | http://umikura.com/ |
住所 | 鳥取県境港市花町8番地1 |
ジャンル | 史料館 |
入館料 | 1人410円。小・中・高校生は100円 |
営業時間 | 9:30=17:00(受付終了は16:30) |
休館日 | 火曜日(祝日が火曜の場合は翌日)・12/29-1/3 |
アクセス | JR「境港」駅から徒歩20分(バス利用で8分) |
駐車場 | あり。無料・13台 |
トイレ | あり |
史料館1階:魚のはくせい、はく製、剥製の展示ラッシュ!
2022年5月13日の正午前、春雨が降る中、海とくらしの史料館に来訪。
受付で入館料を払い、「日本最大級」を謳う「はく製ミュージアムへと足を踏み入れました。
館内に入ると、いきなりホホジロザメくんのお出迎え!
奥には、マンボウくんの姿も。
いや……デカイ! デカイぶん、迫力がある!
(対比物が写っていないため分かりづらいかもですが)
「はく製」の展示のため、当然、原寸大……なんと体長4.2m!
映画「JAWS」を思い浮かべると、こんなデカイ鮫に襲われるとか怖すぎる……
ホオジロザメにビビりつつ、もう少し館内を進むと……
そこには異様な(?)光景が!
天井は、ハリセンボンのはく製が無数に吊り下げられ、正面には、またマンボウくんが。
右手に漁船、左手には、小振りのサメたち。
奥の方にも、魚のはく製、はく製、はく製……
落ちてくると痛そう!? 見上げると、無数のハリセンボンたち。
先ほどの写真のマンボウを近くで見ると……う~ん。コイツもデカイ!
最初に出会ったホホジロザメほどではないけど、体長は2.8mあるとか。
小振りな鮫たちの上には「リュウグウノツカイ」が、その長~い姿を披露。
下の2枚の写真も、サメのなかまの剥製がズラリ。
カニ類の姿も。
どこを向いても、魚、魚、魚……
これ、全部、はく製だそうで……
小型漁船まで、館内に収蔵!
これは、かつて実際に操業していた本物の漁船、だそうです。
この漁船、実際に乗ることもできます!
漁船の展示の周囲には「ウナギ」のはく製が紛れ込んでいる、とのこと。
探してみてくださいね!
史料館の奥へと歩を進めますが、展示数に圧倒されっぱなし……
文字通り、所狭し! 通路の天井にも、はく製がぶらりぶらり。
子ども達! ジャンプして、はく製に触ろうとしてはダメだぞ!
ピラルク(南米はアマゾン川の魚)のはく製もあるよ……
ん? ピラルクの顔の前に「ピラルクの口の中を覗いて見よう」だって?
写真を撮ってみましたが、写ってない……
実際に目にすると、中が空っぽなんですよ!
本当に、「はく製」なんだなぁ、と実感できます。
漁法の解説もありました。
船の模型もあったりして、史料館の名前のとおり「海とくらし」を感じられます。
はく製ではなく、金属で作った魚の展示もあります。
館内で「はく製」と「芽たるフィッシュ」を見比べると、質感の違いがわかるかも?
ブログ主は……うーん(笑)
史料館2階:網漁の展示と「ハリセンボン通り」。そして企画展の「マンボウ展」
史料館の1階から階段を上がり、2階へ……
おっと、階段にもはく製が! これはワニか!!
亀もいる……
階段を登りきると、まずはエビ類のはく製が。
網を用いた漁法を「はく製」の展示も兼ねて再現!
1階の「漁船とウナギ」と同様にミッションが用意されてました。
「カツオの群れの中のサバを探せ!」とのこと。
カニかご漁の展示もあります。
ここは「はく製」じゃないんですね。(そりゃ、壊れやすそうだしね)
2階の展示を見ながら歩を進めると「ハリセンボン通り」なるものが!
1階の最初の展示と同様に、ハリセンボンのはく製が通路の天井にビッシリ!
カラフルな照明と無数のハリセンボンが織りなす……不可思議な空間!?
通路わきには、このような掲示が。
「こげな写真をとっでごせ!(標準語訳:こんな写真撮ってね!)」
形態を床に置いてタイマーで撮影、だそうです。
ブログ主も試しにパシャリ!
……映えてますかねぇ(いや、映えてない)
「ハリセンボン通り」を潜り抜けると、企画展「マンボウ展」に関する展示が。
江戸時代のマンボウに関する書画が展示されていました。
この展示は2022.4.20~5.15まででした。
「マンボウ展」の展示を見て、「はぁ~魚をいっぱい見れた」と満足していると、最後の展示が。
えっと、江戸時代の籠(人が乗るかご)と小箱?
ありゃ、小箱と思っていた箱は、本物の「千両箱」!!
最後にも、しれっと縁起のよさそうなものが展示されていました……
史料館:はく製だけじゃない!史料館の見どころ
ざっと、「海とくらしの史料館」を紹介させていただきました。
最後に、史料館内で拝見した「はく製」以外の展示物もご紹介。
まずは、ギョギョギョ! さかなクンも来館されていたんですね。
「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な、水木しげる先生の「魚の絵」の展示も。
史料館の中庭は、まるで江戸時代のたたずまい。
鳥取県内で栽培され、一大産業だった「綿(伯州綿)」の畑も。
このブログを書くために来館した際は、まだ芽が出ていませんでした。
無料で、伯州綿の種が無料で配布中!
興味がある方は、ここで種をいただいて育てることもできます。
育て方のプリントも配布中でした。
入館時、出迎えてくれたホホジロザメの迫力で、見逃していたクロマグロのクロキチくん。
同館のマスコットキャラでもあるようですが、ホホジロザメくんと同じエリアに展示されていますが、サメに目が行ってしまいます……
がんばれ!クロキチくん!
(ブログ主は、館内の展示に見逃しがないか2巡したところで発見しました……)
「海とくらしの史料館」へ訪れる方へ
注意事項を2つだけ!
1.館内は走らない!
2.展示物はさわらない!
みんなで永く楽しめる史料館であるよう、協力していきましょう。
おわりに
鳥取県境港市の「海とくらしの史料館」についてご紹介してきました。
「はく製」の展示量に、終始、圧倒されっぱなしでしたが、展示の仕方も工夫が凝らしてあり、楽しめました。
「本物の魚はいないけど、魚について学べる・親しめるミュージアム」です。
ぜひ、「水木しげるロード」にお越しの際は、こちらにも足をお運びください。
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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