【鳥取県日野町】明地峠で雲海を望む【大山も見える仙人的光景】

山陰遊覧記

鳥取県日野町と岡山県新見市の県境付近にある明地峠。

秋が深まる時期になると、山々の間を流れる雲海を見下ろすことができる名所とのこと。

2022年11月18日(金)に実際に訪れてみましたので、ご紹介いたします。

 

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「明地峠(あけちとうげ)」について

後醍醐天皇が隠岐に配流となった際、この峠に差し掛かった時に夜が明けたと伝えられています。

「明智峠」、「あけちだわ」とも呼ばれており、雲海の名所として知られます。

公式サイト 鳥取県HP:https://www.pref.tottori.lg.jp/item/936140.htm
住所 鳥取県日野郡日野町別所
ジャンル 展望台
入場料 無料
営業時間 なし
休日 なし
アクセス JR山陰本線「米子」駅から車で50分程度
駐車場 10台程度あり(無料)
トイレ なし

 

 

明地峠の風景

2022年11月18日(金)、早朝3時に起床し、自家用車にて明地峠へ。

寒さに震えつつ、夜道の国道180号線をひた走ります。

 

駐車場

国道180号線の脇(日本海側から走ると左側)に「明地高原展望駐車場」があります。

車は10台程度停められますが、トイレがありません。ご注意ください。

取材時には4時30分ごろに到着しましたが、早すぎましたね。

寒い中、日の出を待ちます……

 

この明地峠には、外灯がありません。

取材日は天候が良く、月明かりが煌々とあたりを照らしていました。

(この記事に掲載している写真は雲海が見え始めた6時半ごろのものです。)

 

展望台

展望台は、大山(だいせん)方面が開けて見えます。

取材時は、フォトグラファーの方々が5名ほどカメラの砲列を並べられていました。

屋根などはなく露天で、コンクリート製のイスが複数あるぐらいです。

 

木立に囲まれて見晴らしがよくない休憩スペースもあります。

雲海を見る際は、利用することはないかと。

 

駐車場に掲げられている展望図。

年季が入っていますが、文字は読み取れます。

 

雲海の光景

2022年11月18日の日の出は午前6時30分ごろでした。

明智峠から見ると右側から、太陽の光が広がっていきます。

 

写真右下では、電線の鉄塔が雲海から頭を出しています。

 

ひときわ奥に見え、一番高い山が中国地方最高峰の大山です。

 

帰り道も気をつけて

雲海を30分ほど堪能し、帰路につきます。

(雲海が晴れる様子も楽しみたかったのですが、寒さで限界。防寒大切!)

さて、帰路は雲海が垂れ込んだ道に突っ込むカタチになるわけで、車の運転には気をつけましょう。

 

 

夜明けの雲海をYoutubeにアップ

朝日の光で白んでいく雲海の様子をビデオでも撮影しました。

光の変化を楽しめるよう、再生速度を20倍速に編集した動画をYoutubeにアップしております。

よろしければ、こちらもご覧ください。

 

 

おわりに

鳥取県日野町・岡山県新見市の県境「明地峠」をご紹介しました。

 

夜が明けると、そこは絶景

そうした表現がふさわしく、この光景を見れたことに感謝したい、と畏敬の念を感じました。

しかし、防寒対策をほぼしておらず、山の寒さは侮るべきではない、という教訓も得た取材でした。

秋は、ただでさえ季節の変わり目。冷えにはお気を付けください。

 

ここまでの御高覧、ありがとうございました!

 

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