(書籍紹介)やりたいことをぜんぶ実現する方法【ゆうきゆう】

書籍紹介

今回、ご紹介する書籍はこちら!

タイトル やりたいことをぜんぶ実現する方法
著者 ゆうきゆう(精神科医・作家)
出版社 海竜社
初版発行年月日 2013年8月6日

 

著者は、10代のころからいろいろな夢を持っていました。

・精神科医になる夢

・悩んでいる人が「来てよかった」と思えるメンタルクリニックを作る夢

・作家になる夢

・多くの人が読み、「気持ちが楽になった」と思われる書籍を作る夢

そんな多くの夢を叶えてきた著者が、夢を叶えるために実践してきたテクニックを記したのが本書です。

「やりたい事を実現したい」と思いながらも、その途中で挫折してしまいそうに感じている人に向けてアドバイスをしてくれる1冊になっています。

本記事では、本書の内容をおおまかに紹介させていただきます。

 

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まずは「行動」しよう!

行動しなければ、なにも始まりません。

まずは、一歩「行動」を起こしましょう。

その一歩が、一生を変えます。

「いい面」だけを考える

・意欲的に努力を継続するには、「いい面」「楽しい面」だけを考えよう

・「悪い面」ばかり考えて、何もしないのが一番ダメ

 

舞台は自分で作る

・成功している人ほど、「いろいろな物事が起こるように行動する」

・うまくいっていない人ほど、「いろいろな物事が起こることに任せる」

・そのため、自分自身で何かを作ることを心がける

 

若さよりずっと大切なこと

・過去の偉人は、晩年の作品の方が高評価なことが多い

・「若い方がいい」と言い訳せず、「晩年の方がいい作品を生み出せる」と考えて、行動し続ける

 

今の状況で全力を尽くす

・新しい環境に変わると、最初は幸せに満ち溢れる。これが「ハネムーン効果」

・しかし、しばらくすると気持ちがどんどん悪化する。これが「ハングオーバー効果」

・もし、「新しい環境・新しい相手に変わりさえすれば、幸せだ!」と思うなら、それは甘すぎる

・大切なのは、今の状況で、全力を尽くすこと

・もし、どうしても新しい何かに変えたいなら、「変えたら幸せになれる」という考えを捨て、「今以上にそこで努力する!」と固く誓うこと

 

何をしても同じ時間が過ぎていく

・どんな行動をしても、同じ1日が過ぎる

・面倒と思って何もしなくても、同じ1日が終わるだけ

・結局、「面倒くさい」という気持ちから一歩動くかどうかで、人生は変わってくる

 

幸福は行動の中にある

・大金持ちだからと言って、100%幸福ではない。幸福のために大切なのは「生きがい」

・幸福とは、絶対的な立ち位置ではない。何かの生きがいに向かって進んでいるという「ベクトル」である

・もし、自分にとって何が幸福や生きがいに繋がるか分からないならば、とにかく選択肢を「二択」にしぼる

・そして、その二択のうち、生きがいに繋がりそうなものを選び、常に行動すること

 

やる気を行動に結びつけよう!

「やりたいのに、行動できない」という状況にならないよう、下記の点に気をつけましょう。

自分の欲望は、人のためになる

・どんな行動であっても、その「理由」を考える

・それだけで、目標達成までのエネルギーがより強くなる

・また、それが自分の為であること認めたうえで、「他の人の為にもなる」という名目も考える

・このことにより、行動の持続力がより強くなる

 

変えていくのは、たった「5%」でいい

・心理学的に最も良い変化は「5%変えよう」と思うこと

・5%以上に一気に変えようとすると、かえってプレッシャーがかかり、うまくいかなくなる

・とにかく「5%」だけの変化を意識することが大切

 

ミスをしたら「どうして」ではなく「どうしたら」

・何かがあった時は、人のせいではなく、すべて自分の責任と考えること

・それ以上に「なぜ」「どうして」と、できない理由を分析するよりも、「どうしたら」できるかを考えること

 

最初に、ご褒美をもらわない

・何かを始める前に、ご褒美をもらうと、逆にかえってやる気が低下してしまう

・とにかく、ご褒美は「すべてが終わった後」と認識する

・ご褒美までに感じる「さびしさ・ツラサ」を「当然のもの」考える

・そのツラサをすぐ解決しようとすると、いつまでも新たなツラサが出てくるたびに前に進めなくなる

 

あえて仕事を増やしてみる

・大変なら、さらに仕事をプラスしてみること

・もちろん理想は、自分にとって楽しい仕事

・「忙しさ」より、ずっとつらいのは「ヒマさ」

・完璧主義になり過ぎず、いろいろなものに手を出して楽しむ

 

兵は拙速を尊ぶ。スピード大事!

人生は先手必勝です。

質を軽視していいわけではありませんが、「スピードが速い」ということは、それだけで武器なのです。

とにかく始める!

・仕事も恋愛も、準備するよりも、早く行動してしまおう

・始めてしまえば、状況が想定とは大きく違ったり、変わってくる

・最初に「考える」に時間をかけるのは、時間のムダ

・メールでも原稿でも、同じくとにかく早く作ってしまうこと

 

孫子の兵法「兵は拙速を尊ぶ」

・孫子曰く「戦争は莫大なコストがかかる。だから、上手な結果を求めて長引くより、そこそこの結果でもいいので早く終わらせるのが大事」

・同じように、人生にも多大なコストがかかっている

・だから、完璧を求めすぎるあまり、時間をいたずらに過ぎさせてはダメ

・完璧でなくても、とにかく完成させ、進んでいくことが大事

 

すべては朝にやってしまおう

・人間が最も集中できる時間は、朝10時半と夜9時

・そこで、夜は早めに寝て、朝に作業を行おう

・朝の作業は、朝の「やるべきこと」「楽しみなこと」を行う前にやろう

・朝の作業は、それが完成しなくても、10分前後の行動であったとしても、やらないよりずっと効率がいい

 

相手が刀を抜く前に勝負をつけよう

・とにかく、勝負事は「先手必勝」

・相手に刀を抜かせる前に、切りつけてしまうこと

・すべて、早めに行動した方が勝ち

 

人生は先手必勝

・出世する人は最初から評価が高い

・強い人ほど先手を選ぶ

・そのため、何かで勝ちたいと思うのなら、最初から全力で行くこと

・今、負けていると思うのなら、とにかく「今から」先手として動くこと

 

今を楽しむ事が成功への近道

ネガティブな気持ちをポジティブに変えてしまいましょう。

そして、ネガティブとポジティブの両方を推進剤にして、目標へ突き進みましょう。

ネガティブな気持ちを吸収する技術

・怒った時やイライラした時は、普段ならやらない、特別なことをやろう(例・大きな仕事)

・悲しい時は、本を読むなどシンプルなことをやろう

・そう意識するだけで、ネガティブな気持ちを吸収し、自分の人生をプラスにすることができる

 

世の中の娯楽とは3つある

A.自分が、何かを作ること

B.誰かの作った、素晴らしい作品に接すること

C.たいして質が高くないものに接すること

 

・つい漠然と何かを見ているなら、それはたいていがC

・Aの快感の方が強いということを知っておくだけでも、気持ちは少しずつ高まっていく

・そして、BやCの快感に接しているときは、決して今の自分を否定せず、「これはエネルギー源であり、恩を受けている」と考えること

 

小さな幸せを感じよう

・「幸せである」と感じている人ほど、ストレスに強い

・小さくてもいいので、自分が幸せだと感じることを見つけることが大事

・朝に起きた時、必ず「起きられること」の幸せを強く考えること。それだけで気持ちは大きく変わっていく

 

時には、苦しんだっていい

・プロであっても、常に勝ち続けることはできない

・失敗が続く時期があって当然

・「常に勝たないと」なんて思うことが無意味

・気持ちを楽にして、1つでも2つでも「勝った」「良かった」があればいい、と考えよう

 

楽しみながら学ぶ

・楽しみながら記憶したことは、何もなく記憶した時より、ずっと記憶の効率は高まる

・そのために、なるべく楽しむこと

・具体的には、楽しみながら勉強や仕事をしている人のそばに行くこと

・それだけでも、毎日は大きく変わっていく

 

仕事の周りも、好きになるといい

・仕事を効率的に進めたいのなら、仕事そのものはもちろん、仕事にまつわる周囲の人や会社、物事も好きになろう

 

継続は力なり!

夢は、必ずかなうと信じ続けましょう。

シンプルなことですが、鉄則です。

長い目で見て、あきらめない

・今、自分が手に入れたいと思っているものは、「ゴール」ではなく、ただの「中間地点」だと知ろう

・「中間地点」にこだわりすぎて、本当に手に入れたいものを忘れないように

・時に失敗したり、第二志望になってもいい

・大切なのは、本当に手に入れたいものに、今から向かい続けていくこと

 

ピンチがないと、一流になれない

・一流の人は、必ずどこかでピンチを経験している

・うまくいかないときは、「これは一流に近づいている証拠なんだ」と考えること

・失敗した場合、失敗直後に「今後、もう起こらないようにするためのマニュアル」を作って、はっきり記録として書いておくこと

・これを繰り返すと、よりなにかのダメージに強い人間・組織ができあがる

 

考えるより、もっと大事なこと

・なにかしらのパターンをつかんでいる人の方が、優秀な決断ができる

・大切なことは「聞く」ことと、「行動する」こと

・それをせずに考えているだけの時間ほど無意味なものは無い

 

「できた」と言えば、できる

・「やりたい!」と思うことがあったら、とにかくまずは「できると信じる」こと

・そのために、信じることを「何度も繰り返して、自己暗示をかける」こと

・さらにベストなのは「完了形」にして繰り返すこと

 

1の継続は、100の大勝利に勝る

・プロは、アマの10倍近くは練習をしている

・すなわち、「なにかで成功したら、一生遊んで暮らせる」なんて考えは矛盾している

・大切なのは「継続」。そのために毎日なにかを行うこと

・もし、それが無理なら、その気持ちだけは持ち続けること

 

おわりに

ゆうきゆう・著「やりたいことをぜんぶ実現する方法」を簡単ですが、ご紹介いたしました。

全部で27のメソッドが収載されていますが、なによりも「行動」の大事さが説かれています。

そして、「信念」と「継続」と「早さ」の大切さも。

シンプルではありますが、それでいて見失いがちなポイントです。

ブログ主も、しかと心にとめ、このブログを育てていこうと思いました。

ここまでの御高覧、ありがとうございました。

 

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