今回、ご紹介する書籍はこちら!
タイトル | ズボラ習慣をリセットしたらやる気な自分が戻ってきました |
著者 | わたなべぽん(漫画家) |
出版社 | KADOKAWA |
初版発行年月日 | 2019年9月13日 |
本書は、なにごとも「先延ばしにする」「面倒くさい」とズボラな習慣が身についてしまった著者が、取り返しのつかないトラブルを招いたのを機に、やる気を取り戻す過程を追ったコミックエッセイです。
本記事では、本書の内容をおおまかに紹介させていただきます。
プロローグ
夕方、買い物から帰って、
「はぁ~ どっこらしょっと」
とソファーで一息ついた……と思ったら、気づけば2時間もスマホをいじっていた……
夕食の支度もしていないし、
米も炊けないし、
洗濯物もたたんでないし、
ゴミも出していない……
こうなってくると、なにもかもが面倒くさくなって、
夕食のメニューを冷凍ものを解凍したものに変更(外食に行くのも面倒くさい)、
洗い物も面倒、
入浴も面倒、
布団に入ることすら面倒……
結局、なんとか深夜3時、布団に潜り込むものの、
身体がバキバキで、疲労が抜けておらず、
風呂に入ってないので、フキデモノもできるし、
昨夜、残した洗い物やゴミで、まったく片付いていないお部屋……
そして、その倦怠感やイライラや焦りで、ダラダラモードがぶり返す悪循環。
「先延ばしにしよう」
「あとでやろう」
この悪い癖の積み重ねこそが、後に自分に悲劇をもたらすのを、この時、著者は気付いていないのでした……
本書の内容
プロローグのように、「ズボラ習慣」が身についてしまっていた著者。
なにごとも「先延ばし」にしていたツケが、スケジュールのダブルブッキング→友人になれそうだった人との繋がりが切れる、という事件に発展。
「これではイカン!」とズボラを直そうとするも、いきなり全てをテキパキやろうとすると、気力が続かず……
そこで、ズボラぐせを少しずつ変えていくことに。
本ブログ記事では、そんな著者がズボラ癖を変えていくために踏んだステップを、おおまかに紹介します。
まずは「先延ばし」を改善!
・その場でやれることは、すぐやる。
(スケジュールのメモ、洗い物、片づけなどなど)
・「1回先延ばしたら、次は2回分の苦労をしないといけない」と心に刻む。
(まとめて後にやろう、とすると後で感じる苦労は増える!)
・面倒くさくなったら「よーい、どん!」と勢いをつけてやっちゃう。
次に、ズボラになりやすい環境を見直そう
・著者の場合、ソファー・スマホ・テレビの組み合わせが「時間泥棒」とわかった。
そのため、ソファーを、テレビが見にくい位置に変更した。
また、スマホはテレビ横を定位置にして、気軽に取りにくくした。
日曜日の午後は、プレ月曜として月曜日の準備をしよう
月曜日からの仕事のために、前日の午後からスタンバイ。
そのかわり、金曜日の午後は「プレ土曜」として休日のスタンバイの時間にして、「2日間の休日」というサイクルは守る。
口ぐせを「いい週末だった!」に変えよう
忙しかった週末、何もしなかった休日も、この口ぐせに変えてみる。
不思議と、充実感がUPして、明日以降の仕事が頑張れそうになる。
趣味を楽しもう
仕事・家事のメリハリをつけるため、没頭できる自分の趣味を持つのもよし。
「誰かのために」と思ってやってみよう
面倒くさい、アレやコレやも、
家族のために、友達のために、ペットのために……
と誰かの顔を思い浮かべると、頑張れることもある。
自分なりの仕事・家事の方法を見つけよう
「手抜き」「ひと休み」は悪いことではない。
自分ができそうなパターンやサイクルを見つけて「身の回りが整って行けば」、それは「ズボラ」ではない!
おわりに
わたなべぽん・著「ズボラ習慣をリセットしたらやる気な自分が戻ってきました」を簡単ですが、ご紹介いたしました。
完璧な人間なんて、いないと思います。
人間、誰しもズボラな一面はあるのではないでしょうか。
しかし、仕事も、家事も、プライベートもシッカリされている方はいらっしゃいます。
それは、生活のメリハリがついてて、ズボラな一面をきちんとカバーできてる、ということですよね。
そういう人に、ブログ主もなりたいと思います。
本書は、そのシッカリした生活を送る一助になる1冊なのだと思います。
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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