米子駅の南側に鎮座する廣田神社。
小高い丘の中腹にある、崖の下の小さな社です。
2023年1月12日(木)にお参りさせていただいたので、ご紹介いたします。
廣田神社について(御由緒・御祭神・御利益)
創立年代不詳。
「廣田大明神」とも称されていた、現・米子市大谷町の氏神様です。
御祭神は、天照太神荒魂(あまてらすおおかみあらみたま)、蛭子命(ひるこのみこと)、御祭神は、事代主命(ことしろぬしのみこと)の3柱の神様です。
天照太神荒魂は、天照大神(あまてらすおおかみ)の別称で、日本の総氏神様。
蛭子命は、イザナミ・イザナギの両神が最初に産んだ子ども(の神様)。育ちが良くなく、葦の船に載せて海に流されました。
事代主命は、国造り神話の主人公・大国主命(おおくにぬしのみこと)を父とする神様。
公式サイト | なし |
住所 | 鳥取県米子市大谷町88 |
ジャンル | 神社 |
アクセス | JR山陰線「米子」駅から徒歩で約10分 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
廣田神社の風景
2023年1月12日(木)、徒歩にて廣田神社へ。
駐車場
参拝者用の駐車場は、ないようです。
廣田神社に隣接している米子変電所の近くに開いている土地があるようですが、「駐車場」という表示はありません。
(近くに大型ディスカウントストアがありますが……)
また、廣田神社の正面の「鳥居」に通じる道は、文字どおりの小路。
周囲に看板もなく、昔ながらの入り組んだ住宅地の中にあります。
参拝時は周囲に御注意ください。
鳥居
左手に崖の法面に沿った小路を進むと、「鳥居」が見えてきました。
石段を登り、「鳥居」を一拝してくぐらせていただきます。
日陰になって見にくいですが、「廣田神社」と刻まれています。
手水舎
「鳥居」に向かって右手に「手水舎」があります。
水路はなく、窪みがある巨石に水が溜まっています。
拝殿
「鳥居」から参道を歩き、「拝殿」へ。
2対の狛犬と、複数の灯籠に守られた参道の先に「拝殿」があります。
狛犬は、2対とも風月を感じさせるたたずまい。
特に、「鳥居」側の狛犬(下表の上段)さんは、ノッペラボウさんに……
二拝二拍手一拝で、神様に御挨拶。
本殿
「拝殿」の後ろに位置する「本殿」も撮影。
「本殿」と「拝殿」を接続する「弊殿」は設けられてないようです。
末社
「本殿」の脇に、末社が2社鎮座しています。
いずれも社名標がなく名称不詳です。
末社の神様にも、二拝二拍手一拝で御挨拶。
社務所?
「拝殿」脇には建屋が1棟ありました。「社務所」かな?
境内からの景色
廣田神社の境内からは、廣田神社が守ってきた大谷の町が見渡せます。
廣田神社の裏手側には、米子変電所も見下ろせます。
おわりに
鳥取県米子市の「廣田神社」について紹介させていただきました。
廣田神社は、境内のすぐ横手が崖という立地でしたが、日照もよく気持ちの良い空間でした。
惜しむらくは、アクセスの分かりにくさですが、じっくり米子市大谷町を歩くと、廣田神社にたどり着けると思います。
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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