米子市の市街地に鎮座する籏崎(はたがさき)神社。
小さな社ですが、魚・水産物を扱う商業関係者が豊漁・商売繁盛を祈る神社です。
2022年12月19日(月)にお参りさせていただいたので、ご紹介いたします。
籏崎神社について(御由緒・御祭神・御利益)
創立年代は不詳ながら、明治時代より前には、今の地に社が建立されていました。
例年11月に、魚・水産物を扱う商業関係者が、海上安全・豊漁・商売繁盛の祈願祭りを設けます。
御祭神は下記の3柱です。
・須戔嗚尊(すさのおのみこと)
・大穴牟遅神(おおなむちのかみ=大国主=大黒様)
・少名毘古那神(すくなひこなのかみ)
3柱の神様は、いずれも国造り神話に関わりを持つ神様ですね。
公式サイト | なし |
住所 | 鳥取県米子市灘町3丁目117 |
ジャンル | 神社 |
アクセス | JR山陰線「米子」駅から徒歩で約30分 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
籏崎神社の風景
2022年12月19日(月)、米子市街地に今年初となる積雪を踏みしめ、籏崎神社へ。
駐車場
参拝者用の駐車場は、ないようです。
「鳥居」の隣に駐車場がありますが(下の写真)、これは月極め駐車場です。
鳥居
一拝して、「鳥居」をくぐらせていただき、ご神域の中へ。
なお、手水舎は設けられていません。
社合碑
「鳥居」の隣には、社号碑も。
「惣荒神」とありますとおり、籏崎神社の通称は「荒神(こうじん)さま」だそうです。
拝殿
「鳥居」を抜け、短い参道を通り「拝殿」へ。
「拝殿」前は、新しめの狛犬さんが2対。
「拝殿」前にて、二拝二拍手一拝で神様に御挨拶。
賽銭箱がありませんが、「拝殿」の正面扉の奥にあるようです。
本殿
神様に御挨拶を終え、「拝殿」の周りを一周することに。
まずは、「拝殿」裏の「本殿」を拝みます。
末社(社名不詳)
続けて、「拝殿」の隣に鎮座する「末社」で二拝二拍手一拝。
社号が掲げられていなかったので、社名は不詳です。
末社・稲荷大明神
もう一社、神域内に末社が建立されています。
こちらは「稲荷大明神」と掲げられています。「おいなり様」ですね。
巻物と玉を加えた白狐さんが1対、お社を守護されていました。
二拝二拍手一拝、神様に御挨拶。
おわりに
鳥取県米子市の「籏崎神社」について紹介させていただきました。
専用の駐車場がなく、アクセスで用いる道路が、古い家が並ぶ街の中での小路のため、参拝時は事前のルートチェックが必要です。
社務所はありませんが、宮司さんはいらっしゃいます。
これからも、日本海・中海の幸をあつかう皆様を見守っていくのでしょう。
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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