ひょんなことから、古い茶葉を手に入れました。
古くて飲むのはチョット……と思っていたので、茶香炉で香りを楽しむことに。
とはいえ、急に「茶香炉が欲しい」といっても自宅にあるわけなく。
……ということで、お金をかけずに茶香炉を楽しむようになった経緯を紹介します。
茶香炉とは
「お茶の葉を熱して香りを出す」器具のこと。
器具の下部にロウソクなどの熱源を置き、上部に盛った茶葉を熱します。
熱した茶葉が醸し出す香りが、リラックスやリフレッシュに効果があるといわれます。
手軽に始めようとした場合、茶香炉と茶葉がセットで↑のような商品が売られています。
自作はチョット……という方は、買ってみてもよいのでは。
茶香炉が欲しくなったきっかけ
知人からいただいた、お茶の産地で採れたという番茶。
しかし、いただいた時点で賞味期限がなぜかの1年以上の超過。
ちょっと、飲むのは気が引けてしまい……
(熱して再乾燥させれば引用できるとの話あり、でしたが)
捨てるのはもったいないので、茶葉でアロマを楽しむことに。
ということで、冒頭のように茶香炉が必要になりました。
茶香炉を作ろう
茶香炉を作るために用意したのは……
・キャンドル(誰かの結婚式の装飾に使われてて貰ったモノ)
・金属製のコーヒーメーカー(友人にもらったゲーセンの景品)
・針金(工具箱で眠ってた)
・ペンチ
・アルミホイル(キッチンにあった。写真撮影もれ)
まず、コーヒーメーカーをバラして、下の部分にキャンドルを入れます。
この部分の用途は、中のキャンドル(熱源)に火をつけて、上部に載せる皿を熱するのです。
つまり、「燃えない材質」「上に皿を載せれられる」のであれば、コーヒーメーカーにこだわる必要はありません。
コーヒーメーカーの中にキャンドルを入れて、熱源の用意は完了。
次に、熱源の上に載せる皿を作ります。
今回は、針金とアルミホイルで作っていきます。
我が家にはなかったですが、不要な金属製のスプーンや皿があれば、作る必要はありません。
コーヒーメーカーの上部のサイズに合わせ、針金で輪っかを作ります。
取っ手部分があると、なおよし!
できた輪っかにアルミホイルを貼り、金魚すくいのポイのようなものを作ります。
これで完成!……のはずでした。
実際に使ってみよう
早速使ってみましょう。
ライターでポチッとな。着火!
茶葉を砕いて、アルミ皿に載せて……
あとは、お茶のいい匂いが部屋に満ちるのを待つだけ……
……のはずでしたが、すぐに火が消えました。
それもそのはず、熱源に空気の補給ができない構造でした。
これはイカン!
アルミホイルを丸めてスティックを2本つくって、皿とコーヒーメーカーの間に挟んで、空気の通り道をつくりました。
これで一安心。
念のため、コゲ防止に鍋敷きを敷いて……お茶の香りを楽しむのでした。
おわりに
茶香炉を自作してみた、という記事でした。
ありあわせの材料で作ったにしては、なかなか使えるモノができたかな、と。
お茶の落ち着いた香りをかぐと、心もゆったりしてきます。
ただ、茶葉を砕いたサイズがまだ大きかったのか、香りが部屋を満たすところまでいかず。
立っていると香るが、床に座ると香りがわからず……
茶香炉の楽しみ方、もっと勉強していかないといけないですね。
ここまでのご高覧、ありがとうございました!
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