人間の五感の1つ「嗅覚」に、ダイレクトな刺激を与える「お香」。
本記事は、匂いの和風アイテム「お香」について紹介したいと思います。
佐々井家では、風呂上がりのリビングで「お香」を焚いています。
ちょっとブルーな時も、瞬時に気分転換ができる「お香」、おすすめです!
「お香」とは
お香と線香の違い
お墓や仏壇に供える「お線香」と、お部屋のフレグランスとして使う「お香」。
この「お線香」と「お香」は、どう違うのでしょか?
実は、仏事の「お線香」と、お部屋で匂いを楽しむ「お香」も一緒のもの!
使用用途によって名称が異なっているのです。
お香の作られ方
製法を簡単に説明すると・・・
1.香料を調合する。(ここで香りが決定)
2.調合した香料を練って粘土状にする。
3.粘土状にしたものを型に入れて成型する。
(棒状や渦巻き型、円錐型など)
4.乾燥させて完成!
お香の種類
お香の成型の種類は、大きく3つに分かれます。
・スティックタイプ(棒状の「お線香」タイプ)
・円錐タイプ(コーン型ともいう)
・渦巻きタイプ(蚊取り線香タイプ)
さて、「お香」をアロマテラピーのように使うときは、「なにの香りか」が重要ですね!
「お香」も「アロマ製油」と同じように、匂いは千差万別。
白檀(びゃくだん)や桂皮といった、香辛料や漢方薬を用いた東洋的な香りや……
ラベンダーやバニラ、ベルガモットなど、「アロマ製油」と同じ香りの「お香」が流通しています。
なお、仏事で用いる「お線香」は、「椨(たぶ)の木の皮」や「杉の葉」がベースになったものです。
「お香」の使用方法
ここからは、気楽に「お香」を楽しむ方法を紹介。
本式にやろうとすると、いろいろ用意するものや手順・作法があるようですが、そこはお香屋さんのホームページにお任せします。
本記事で紹介するのは、ただお香を焚いて楽しむだけの手順です。
【用意するもの】
・好きな匂いのお香
・マッチ・ライターなどの点火できるもの
・香炉、お香立て
【使用方法】
1.あまり風の通りが強くない部屋で、香炉にお香を立てて着火。
2.お香に火がついたら、手を振って火を消す。
3.香りがたってくるので、匂いを味わう。
4.お香が燃え尽きたら、時間をおいて灰を燃えるゴミへ。
・・・以上です。
(実際の佐々井家でスティックタイプのお香をたてたところ)
使用時の注意点
・仮にも火を使うので、乳幼児の手の届かないところで行う。
・火を扱うため、安全面から大人が扱う。
・お香の使用中は、その場を離れない。
*火を扱うので、くれぐれも油断しない。
・風が強いと灰が飛び散ってしまうので、風向き・風量に注意を。
佐々井家の「お香」事情
冒頭で記述したとおり、夜の風呂上りに1本、「お香」を立てています。
もともと、私が「ネガティブな思考が止まらなくなった場合、普段と違う匂いを嗅ぐと、その思考を止めることができる」というテクニックを知り、実践してみたのが始まりです。
今では、単純にいい香りがする生活が楽しくて続けています。
佐々井家で使用しているお香は、こちらの香彩堂さんのお香です。
(左から、「蓮」「竹」「梅」。植物のイメージして香料を調合されたお香です。)
内容量は20gで、約90本入ってます。
90本もありますので、1日1本使っても約3か月楽しめます。
「同じ種類のお香を毎日使うのは飽きるかなぁ・・・」という時は、4種類買うと1年間楽しめますよ!
燃焼時間は15分くらいですが、締め切った部屋で使うと残り香も楽しめます。
残り香に鼻が慣れて香りを感じなくなっても、部屋を出入りすると、フッと「お香」のいい香りが、まだ残っていることを感じます。
アマゾン・楽天で「蓮」「竹」が販売していたので、リンクを貼っておきます。
香炉も、私が使用しているものと似た製品を紹介します。
また、「ネガティブ思考に嗅覚=香りでストップをかける」ということを教えてくれた書籍も紹介します。
櫻井大典先生の「気楽に、気うつ消し」という本です!
「香りを使う」以外のストレスの対処方法も、中医学の観点を中心に、数多く記載されています。
やさしく、ゆるい感じで書かれているので、読みやすいのでオススメです!
まとめ
和のフレグランス「お香」のでした。
日々の疲れをちょっと癒してくれる「良い香り」を日常に取り入れませんか?
「アロマ製油」でもいいですが、和のテイストがお好きでしたら「お香」をオススメします!
ここまでの御高覧ありがとうございました!
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