【鳥取県湯梨浜町】燕趙園に行ってみた【正月から変面!】

山陰遊覧

2025年1月3日、東郷湖のほとりにある中国庭園・燕趙園に家族で行ってまいりました。

異国情緒を感じることができる燕趙園。本記事で紹介していきます。

 

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中国庭園・燕趙園について

鳥取県と中国・河北省の友好提携のシンボルとして1995年に建設された中国庭園。

中国で設計・資材調達・加工を行い、仮組をした後に日本へ移送、建設された本格的な施設です。

かつて、フジテレビ「西遊記」のロケ地にもなり、今はコスプレ撮影スポットにもなっています。

公式サイト https://www.encho-en.com/
住所 鳥取県東伯郡湯梨浜町引地565-1
ジャンル 中国庭園
入館料 一般500円、小・中学生200円
営業時間 9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日 1月・2月の第4火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)
アクセス JR西日本「倉吉」駅から車10分程度
駐車場 あり(無料)
トイレ あり

 

燕趙園の風景

2025年1月3日、小雨ちらつく曇り空のもと東郷湖へ。

駐車場から入園口「燕趙門(えんちょうもん)」へ

無料駐車場に車を停め、燕趙園の入園口に向かいます。

車道を挟んでいるため、中華風の陸橋を渡ります。

 

陸橋から、燕趙園の敷地を望む。

周囲に高層の建物がないので、違和感がありません。

 

入園口である「燕趙門」が迎えてくれます。

この日は、入園料無料試行期間ということで無料で入場できました。

 

入場門では、お香が焚かれていました。

入口から中華風の非日常感を感じることができます。

 

園内は、大きな池(天湖=てんこ)を中心にグルリと一周できます。

 

大殿「華夏堂(かかどう)」

入場門から入ると、すぐに迎えるは「華夏堂」。

燕趙園のシンボル的建物で、黄色の屋根瓦(瑠璃瓦)は、かつて皇帝のみ使用できた建材だとか。

 

建物内には、中国風インテリアを飾った一室が控えています。

 

いたるところに皇帝の象徴たる龍が描かれた内装が。

風が抜ける構造なので、冬は一休みといきませんが、しばし中国の執務室気分を満喫。

 

「華夏堂」を通り抜けると、園内を一望できます。ここは日本ですか……?

さて、次からは園内を反時計回りに(順路通り)一周することにします。

 

おっと。「華夏堂」を去る前に、「幸せの銅鑼」を鳴らしておきましょう!

 

「長廊」から「四面荷風榭(しめんかふうしゃ)」

「華夏堂」を出ると、長い廊下を通ります。

まずは、「長廊」。周囲の中華風建物が織り成す景観が素晴らしい。

 

「長廊」の次は、屋根付きの「四面荷風榭」。

宮廷の廊下ですね。しずしずと歩いてみましょうか。

 

「四面荷風榭」に沿って、ハス池=「荷池(はすいけ)」が配されています。

冬季は、ただの池に見えますが、初夏にはハスの花が咲き誇っていることでしょう。

 

休憩所「三景軒(さんけいけん)」

「荷池」に沿って歩くと、休憩所「三景軒」にたどり着きます。

 

「三景軒」内の丸窓から、園内を望む。

左が通ってきた「華夏堂」、右がこれから向かう「一覧亭」です。

 

コイのエサも売ってますので、しばし、コイと戯れます。

さて。「三景軒」を出て、さきほどの「一覧亭」に向かいます。

 

「迎水坊(げいすいぼう)」「七星橋(ななほしばし)」を抜けて

「三景軒」を出て、小高い丘の上の「知春亭」のたもとを過ぎ……

 

皇帝の船着き場をイメージした、東郷湖を望む「迎水坊」を通り……

 

「七星橋」の横を通ります。

この日は天候不順にて足元に不安もあり、橋は通行不可でした。残念。

 

「臥龍廊(がりゅうろう)」「一覧亭(いちらんてい)」へ

「七星橋」の次は、長い長い廊下「臥龍廊」の先に「一覧亭」が。

 

「臥龍」といえば、諸葛亮先生ですよねぇ……(謎)

 

「臥龍廊」の先の「一覧亭」からは……

 

園内で一番高い場所から、景色を一望できます。

 

園内一望したあとは、次の休憩所「眺池亭(ちょうちてい)」を抜け……

 

滝である「飛雲瀑(ひうんばく)」を観た後、この日のイベント会場へ!

 

イベントホール「集水館(しゅうすいかん)」で雑技ショー!

この日、中国雑技ショーが公演されるということで、イベント会場に向かいます。

会場である「集水館」は、園に水路を隔てて隣接した場所にあります。

 

「集水館」の前庭には、孫子……

 

孟子と孔子……

 

伝説の神様・仙人である、西王母と八仙人の像が集まっています。

 

会場前で雑技観覧料金(大人300円、小・中学生100円)を支払い、いざ観覧!

……観覧内容は撮影禁止でして、YoutubeにUPできませんでした。

この日の内容は、中国ゴマ・皿回し・変面ショー。詳細は現地でご覧ください。

また、正月イベントとして、雑技ショーの後に鳥取の「しゃんしゃん傘踊り」も披露されました。

 

観覧後、自分で雑技ショーの演目を体験できるコーナーもあり!

子どもから大人まで楽しめます!

 

期間限定として、「集水館」前に「つばめカフェ」も開店。

中国茶が販売されていました。

 

桃まん(200円)とライチ紅茶(200円)を購入。

あったかくてホッとしますね(ボリュームがなおあればヨシ!)

 

「梧竹幽園(ごちくゆうえん)」を抜けて「華夏堂」に戻る

「集水館」前で、中国ゴマと皿回しを楽しんだ後、「梧竹遊園」を抜けて園内一周を終えます。

 

「梧竹遊園」は壁に囲まれた、こじんまりとした私家園林。

変面ショーなどで興奮した頭をゆっくりと冷やします。

 

散策後は、道の駅「燕趙園」と土産屋「老龍頭」へ

燕趙園内で、中国気分に浸った後は園外の売店へ。

 

道の駅「燕趙園」では、鳥取の名産品やフードコーナーがあります。

 

我が家は昼時に訪れたので、フードコーナーで牛骨ラーメン・大盛(950円)を。

器が発泡スチロール製で、ちと風情が……

 

もう1つの売店・「老龍頭」は、中国の雑貨やスイーツがメイン。

諸葛亮先生の羽扇の模倣品も売ってあって……。1,100円……。買えばよかったかな。

 

おわりに

鳥取県湯梨浜町の「中国庭園・燕趙園」をご紹介しました。

 

中国の文化が好きなブログ主、大いに楽しませていただきました。

春と秋に中華コスプレ大会が開催されるのもうなずける風情ある施設でした。

 

惜しいのは、厚いくもり空に覆われていたこと。

青空だったら、なおよい写真が撮れたことでしょう。

そして、雑技ショーで観た「変面」が、我が家でブームに。

あのショーの動きとBGMは、しばしクセになりそうです……

 

ここまでの御高覧、ありがとうございました。

 

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