キャンプに行きだしたけど、まだ食事のスタイルが確立しない……
キャンプって、肉を焼く以外に手軽な食事方法ないの?
そんなキャンパーの方にオススメなのはコチラ!
タイトル | へたキャンごはん なんなら全品ベランダでも楽しめますね~! |
著者 | じゅんいちダビッドソン |
出版社 | 主婦の友社 |
初版発行年月日 | 2020年6月30日 |
本記事では、本書の内容をおおまかに紹介させていただきます。
本書のあらまし
「へた(くそな)キャン)プの第一人者」と呼ばれる著者が送る、キャンプ飯レシピ本。
通称・へたキャン本の1冊になります。
インスタグラムで見かけるような、凝った料理は(ほとんど)載っていません。
「へたキャン」の名にふさわしい、気軽でお手軽でオイシイレシピが載っています。
著者の「僕がキャンプめしのハードル下げます!」という意気込みの下、発刊された本書を読んでみてはどうでしょうか。
「へたキャンめし」とは
本書に収録されている「へたキャンめし」は、おおまかに以下の通り。
(実際の収録数は、小コラムで掲載されているものを含めると、総数は80種類に上ります)
・市販品にちょい足し(缶詰+卵+加熱など)・6種
・ホイル焼き・6種
・串焼き・13種
・スキレット(小型フライパン)焼き・7種
・アヒージョ・4種
・煮物(コッフェル=小型鍋で煮る)・3種
・まぜるだけ・6種
・振るだけドレッシング&たれ・6種
・ホットサンド・8種
・ちょっと豪華めし・6種
各レシピの難易度は千差万別。
例えば、串焼きの「マシュマロ串」は、「マシュマロを串に刺して、焼いて、シナモンパウダーを振る」というもの。
THE・シンプル!
いかにも(?)、へたキャンなレシピです。
かと思えば、「本に載せるからおしゃれに。普段はやらん」と注釈が入るレシピも。
※「カマンベールチーズフォンデュ」についてのコメントです。
総じて、武骨かつシンプルなレシピが多いです。
「自分は料理下手」と感じておられる方にも、とっつきやすいのでは。
中には、「メロンを半分に切って種をくりぬく。中にウィスキーと氷を注いで飲む」というものも。
酒好き&甘党には、堪えられそうにありません!
「キャンプの楽しみは酒にあり!」と言う著者の趣が感じられる一品です。
料理レシピだけではなく……
本書では、レシピの文量には及びませんが、キャンプ自体の楽しみ方・流れも紹介されています。
・へたキャン流のキャンプの流れ
・火起こしの方法
・キャンプでの「失敗」も恐れない心構え(とエピソード)
・キャンプで使う「火」の種類について(たき火・バーナー・コンロ)
・キャンプで料理に使う道具紹介
・ベランダでアウトドア「ベランピング」のすすめ
変な話ですが、
「本書の著者が、こんなだるだる&失敗してもキャンプを楽しんでいるのだから、自分も大丈夫」
と思える内容です。
本書は、キャンプ・アウトドアに対するハードルを下げることができる1冊になるかもしれません。
おわりに
著・じゅんいちダビッドソン「へたキャンごはん」を簡単ですが、ご紹介いたしました。
「こんなレシピを書籍化にする!?」
という感想を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
「こんな簡単なレシピがあったんだ!」
「この一品は手軽でおいしそう!」
と、新しい発見(灯台下暗し?)ができる1冊になるやもしれません。
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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