2025年6月9日(月)、鳥取県日南町の樂樂福神社を参拝させていただきました。
その際、車のナビに「西」樂樂福神社の存在を確認。
これは、「西も参拝させていただこう!」と勢いで行ってまいりましたので、ご紹介します。
西樂樂福神社について(御由緒・御祭神・位置情報など)
御由緒
御由緒は、樂樂福神社(東樂樂福神社)と同じです。
ながらく、東西の二社一対の祭祀が続けられていました。
平成16年に東の一社に合祀され、西の社殿等は今はありません。
御祭神
かつて、西樂樂福神社で祀られていた御祭神は次のとおり。
・大日本根子彦太瓊尊(おおやまとんえこひこふとにのみこと、孝霊天皇の神名)
・細媛尊(くわしひめのみこと・孝霊天皇の皇后)
・大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと・孝霊天皇の皇子)
・彦狭嶋命(ひこさしまのみこと・孝霊天皇の皇子)
・絙某弟命(はえいろどのみこと)
・大山祇命(おおやまづみのみこと)
位置などの情報
公式サイト | なし |
住所 | 鳥取県日野郡日南町宮内 |
ジャンル | 神社 |
アクセス | JR西日本・伯備線「生山」駅から自動車で約15分 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
西樂樂福神社の風景
2025年6月9日(月)、くもり。
(東)樂樂福神社の参拝後、西樂樂福神社へ。
この時点で、西樂樂福神社が「神社跡」だと露知らず……
社号碑
国道183号に面した社号碑。
社号碑は、合祀後も残されています。
参道
国道183号から、社号碑を目印に参道に車ごと入ると、そこは幅1台分の細道……
対向車が来ないことを祈りましょう。
狛犬1対
参道を少し入ると、狛犬さん1対の姿が。
おみゃぁさん達は、今はなにを守っとるんかねぇ……
![]() |
![]() |
鳥居跡(?)
狛犬を過ぎると、参道を挟んで石柱が2本。
これは、鳥居の跡だろうか……
御随門
コンクリートの参道の終着点は、緑に覆われた石段と御随門。
訪れたのが新緑の季節ゆえ、神社が樹海に呑まれたような感覚になります。
御随門の石段を上がる前には、つくばいの存在も。
本殿跡?
御随門を抜けると、そこはまさしく樹海。
目を凝らすと、ところどころ覗く石垣のようなものが、かろうじて神社跡であることを物語っていました。
おわりに
鳥取県日南町の「西樂樂福神社(跡)」について紹介させていただきました。
夏草や 兵どもが 夢のあと……とは、城郭跡での一句ですが、神社跡も侘しいものです。
かつての構築物が一部残っている、というのも、その侘しさに拍車をかけます。
かつて、この地に祀られていた神霊・御霊が、今の樂樂福神社で落ち着かれていますように。
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
関連記事(鳥取県の寺社)


コメント