(書籍紹介)遠慮しない生き方【鳥居祐一】

書籍紹介

この本は、他人の視線を気にせず自分の人生を歩む方法を知ることができる1冊です。

 

日本人が、よく重要視する「遠慮」。

人間関係をスムーズにする際に、重要となる要素です。

しかし、「遠慮」しすぎると自分の行動を縛ってしまうモノでもあります。

本書は、主にビジネス的な面から「遠慮しない」ことの重要さと方法を教えてくれます。

本記事では、本書の概略を簡単にご紹介します。

 

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遠慮をしない生き方のメリット

それは「笑って暮らせる」ことです。

やりたいことをし、行きたいところに行き、会いたい人に会う。

そう生きることができれば、笑顔の絶えない人生が送れます。

とは言え、そんな生き方をしている人は多くはありません。

家族や友人、同僚に遠慮して、本当の欲求を求めずに人生を送っている人が大多数ではないでしょうか。

しかし、人生のやりがいや成功を求めるならば、「誰にも遠慮しないで生きる」こと。

自分を大切にして、自分らしく生きていくと、幸せと富が手に入ります。

もちろん、周囲に遠慮しないで生きることで、嫌われることも出てきます。

実際、「出る杭は打たれる」という言葉もあります。

しかし、10人中、9人に嫌われても、残り1人に圧倒的に好きになってもらえばいいのです。

その1人から、自分にあった世界、環境、人間関係が広がっていくことでしょう。

自分らしさを尖らせて、自分の人生を切り開くのです。

※「遠慮しない生き方」とは、わがままを通すことではありません

自分の意見を主張することと、周りの意見をまったく聞かないことは別物です。

聞くことは聞き、言うことは言う。そして、冷静に分析も行う。

「自信や自己主張」と「妄信」を混同しないことが大事。

「遠慮」を考えすぎて、自分の意見や行動を引っ込めないようにしましょう、ということです。

 

遠慮をしない生き方をするには

それでは、「遠慮をしない生き方」とは具体的に何か?

ざっくりとご紹介いたします。

 

1.遠慮しないで生きることを意識する

自分らしさを出し、自然体で生きてみる。

そうすると、自分を嫌う人も出てくるかもしれませんし、周囲から浮いてしまうことも。

しかし、自分に興味を持ってくれる人も出てくるでしょう。

そして、興味を示してくれた人たちと付き合いを始めるのです。

 

2.自分に興味を持った人と付き合う

自分に興味を持ってくれた人が出てきたら、「健全な図々しさ」で、交流を深めましょう。

そして、周囲から与えられるものは遠慮なく受け取るのです。

余計な遠慮はいりません。その代わり、お礼はしっかりしましょう。

お礼をする際に、一番重要なのは「感動を贈る」ことです。

他人行儀で型どおりの、心がこもっていないお礼はしてはいけません。

 

3.富と幸せを追求することを遠慮しない

「お金を稼ぐのは下品」というイメージを捨てましょう。

自分の欲求に(倫理的に問題がないように)正直になるのです。

また、自己評価をアップさせて、自分は富と幸せにふさわしいとイメージを持ちましょう。

富と幸せを受け取るのに、遠慮はいりません。

もし、「自分にとっての幸せ」がなにか分からないときは、とにかく行動を多く起こしましょう

そうすることで、自分にとっての幸せが見えてきます。

行動あるのみです!

 

4.成功のプロセスをアウトプットする

1~3のプロセスを行うことで、多くの経験や教訓を得ることでしょう。

その経験や教訓をほかの人に届けることが大事になってきます。

「幸せのおすそ分け」といった、理想論ばかりではありません。

自分の得たモノをアウトプットすることにより、分のフォロワーを増やし、維持することができます。

そして、そのアウトプットそのものが新たなビジネスになり得るのです。

(著者の場合、そのビジネスとは「自分の経験などを発信するメルマガの発行」でした)

 

遠慮しない生き方は、チャンスを呼び込む

著者は、あるきっかけでアメリカの起業家ジム・ローンと知り合うことで成功を収めました。

ジム・ローンを師と仰ぎ、多くの学びを得たのです。

そのジム・ローンの言葉に「蝶は美しい花に寄ってくる」があります。

蝶を捕まえるには、ヒラヒラと飛んでいるときは難しい。

美しい花に止まっている時は捕まえやすい、という言葉です。

この「蝶」は「幸せ」と置き換えることができます。

「幸せを得るには、自分が美しい花になろう。幸せが寄ってくる自分になろう」ということです。

セルフイメージが落ち、自信がないと幸せは得づらいのだそうです。

「遠慮しない生き方」をすることで、セルフイメージを上げていくことができます。

そうすることで、自分に興味を持った人が集まり、幸運も集まってくるでしょう。

幸せや運は、人が運んでくるのです。

 

おわりに

著・鳥居祐一「遠慮しない生き方」を簡単ですが、ご紹介いたしました。

 

著者は、本書の中でロールモデルを見つけることの重要性も説いています。

本やインターネットでもよいので、良い指標となる人物を見つけることが大事。

なにごとも、具体的な目標があると刺激になるのです。

 

……といっても、本書を読んだブログ主にはメンターが不在。

なかなか、心躍る目標となる人物(もしくは人物像)と出会えていません。

 

こういうとき、本書がおすすめする方法は「数をこなす」こと。

人と会って、本を読んで、ネットを見る回数を増やすのです。

幸せにしても、何にしても「素直に求めること」が大事なのだと。

遠慮や言い訳はいらないので、行動していきましょう。

ここまでの御高覧、ありがとうございました!

 

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