(書籍紹介)日本一身軽なキャブヘイのソロキャンプ【キャブヘイ】

書籍紹介

ソロキャンパーにオレはなる!!

……とは言ったものの、ナニから始めたらいいのか、わからない。

そんなあなたに、ソロキャンプの1つのカタチを示すのがコチラ!

タイトル 日本一身軽なキャブヘイのソロキャンプ
著者 キャブヘイ
出版社 KADOKAWA
初版発行年月日 2021年5月26日

本記事では、本書の内容をおおまかに紹介させていただきます。

 

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著者のキャブヘイさんって、どんな人?

ソロキャンプとツーリングをコンテンツに活躍するYoutuber。

トレードマークのヘルメットを常時装備し、キャンプの模様をアップロードしています。

破天荒かつ興味深いテーマ(ラっぷでテントを作ってキャンプ!など)に挑戦するその姿が人気を博し、登録者は150万越え(2023年9月現在)

CABHEY RIDE ON!!
19XX年… その日、日本にある男が誕生した。 一見健康そうな男子のように見えた。 しかし、その身体に巡るのは血ではなく、ガソリン。 肺はキャブレター…心臓はエンジン… ケツの穴はさながらサイレンサーのような姿をしていた。 さらに驚くべきは彼はとんでもなくハンサムであった。 零距離でとりあげた産婆はあまりのハンサムさ...

 

重低音ボイス(いわゆる”イケボ”)で織りなす軽妙なトークも、著者の動画の魅力の1つ。

本書の語りも、その軽快さが如実に表れており、テンポよく読めます。

ただ、「チル」や「easy,easy」などのSNSなどで多用される語句やノリで発せられる言葉に戸惑うことも。

読む側の世代(というか感性?)によって、読みやすさは変わってくるかもしれません。

 

 

本書の収載内容

本書の「はじめに」曰く……

「無人島に(丸腰で行ったとして、)この本を手渡されたのなら潔く、絶望していい。」

とあります。

著者は、本書をあくまでエンタメ本と位置づけていますが、ところがどっこい。

実際の収載内容は、キャンプを始める際に知りたいことをなぞるように記されています。

具体的な内容は、以下の通り。

・ギア(キャンプアイテム)の編成紹介と選び方

・キャンプ場の選び方

・テントやタープの張り方

・ソロキャンプの1日の例

・焚火のやり方(ファイヤースターターを使う)

・ブッシュクラフトの作例

・簡単料理レシピ

・YouTuberらしく実験企画4選の紹介

・キャンプのお供(音楽&本&映画&ゲーム紹介

……と、この1冊を読んだら、実際にキャンプ場に行きたくなる代物です。

ただし、本書のあとがきにあるとおり、注意すべき点が1つ。

それは、『「最低限守るべきマナー」とか「基本的なセオリー」は他の書籍やネットでカバーしてほしい』ということ。

キャンプは、実践したいテクニックや楽しいことばかりではなく、守るべきものは守る心構えが大事。

ノリノリで書かれた本書においても、そう教えてくれます。

 

内容の1例「ファイヤースターターでの着火のやり方」

さて、本書の収載内容をざっと紹介してきました。

次に、その収載内容が、どのように書かれているかを紹介します。

とりあげるのは、「ファイヤースターターによる着火方法」

(ブログ主が、一番着目したところです)

着火準備から片付けまで、大きく下記の流れで紹介されています。

1.薪割り(のコツ)

2.フェザースティックを作り方

3.火つけ(杉の枯れ葉をファイヤースターターで着火)

4.フェザースティックに火を移す

5.小枝に火を移して送風

6.枝を乗せ、薪を乗せて完成

7.鎮火を待つ

8.灰などはキャンプ場指定の捨て場へ!

以上の内容が2ページにコンパクトに収められています。

ただし、説明に用いられている写真は19枚!

この前後に、焚火道具や焚火のルールも記されています。

非常に手順がわかりやすく、実際にやってみたくなります。

いや、キャンプの入門書としても、本書はアリなのでは……

ただし、1ページの情報量は多いですが、文字がそのぶんコンパクト。

小さい字が苦手な方は注意が必要かも。

余談ですが、本書は「これからキャンプを始めようかな」という人に向けて書かれているとか。

そうした本で、ファイヤースターターによる着火方法を紹介する。けっこうトガった内容な気もします……

(ブログ主の主観では、ファイヤースターター、めっちゃムズイ)

いやいや。やりたい方法で楽しむのがキャンプ! easy,easy!……ということでしょうね。

 

 

おわりに

著・キャブヘイ「日本一身軽なキャブヘイのソロキャンプへたキャンごはん」を簡単ですが、ご紹介いたしました。

 

「テンポよい軽口トークでチャラそうだけど、中身はみっちりなキャンプ本」

本書に対するブログ主の感想です。

キャンプのマナーなど、ちょいとお堅い部分は他書に譲っていますが、キャンプ沼へ誘ってくれる1冊として、まずはご一読あれ。

ここまでの御高覧、ありがとうございました!

 

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