2022年で親族・旧友以外の年賀状をやめてしまおうと決めた佐々井です。
皆様、年賀状という慣習はどうなされていますか。
あるきっかけで年賀状の交換を始めたけど、近年は実質、形式上のやりとりになってきた、という方もいらっしゃると思います。
年始の挨拶とイラストが印刷されただけの年賀状が届き続ける・・・とか。
そんな時、年賀状は届くのは嬉しいけど、一抹の寂しさを感じたりします。
今回は、スッパリ年賀状の交換をやめる方法について記事にしました。
よろしければ、ご一読ください。
年賀状をやめる理由
・冒頭で述べたとおり、形式的に年賀状交換をしてると感じている人を整理したい。
・義務感で年賀状を出すのが負担に感じている。面倒。
・「年賀状」として挨拶せずとも、メールなどで挨拶できている。
・年賀状を出す気力・余力が乏しい。(高齢・経費・作業時間など)
などなど。
理由は人それぞれだと思いますし、「やめたい」と思った時が潮時だとも思うんですよね。
「人脈」という今まで築き上げた財産を考えると、年1回の通信である年賀状をやめてしまう、というのも寂しいですが、「年賀状のやりとりが無くなっても切れぬのが縁というもの」とも考えられます。
「縁を大事にする」と「年賀状を出す」は、必ずしもイコールではないかもしれません。
実際の年賀状のやめ方
さて、実際に年賀状の辞める際のやり方について。
インターネットで調べると、「高齢により~」のような年齢(高齢)を理由に年賀状による年始の挨拶を控える事例が多く紹介されています。
しかし、例えば、私はまだ中年期の現役世代。
さすがに、シニア世代でないので「高齢のため年賀状での挨拶が難しく~」とは書けません。
そこで、どうするか3パターンを考えました。
フェードアウトを狙う
「今後、年賀状を出さない」ことの挨拶をせず、年賀状を出さない、というやり方です。
相手方からすると、「今年、年賀状が来なかったので、来年はもう年賀状を出さないでいいだろう」と思わせる狙いです。
これはこれで効果はあると思いますが、(もしそれが形式上だったとしても)少し寂しい気がしますね。
「突然、ぱったり年賀状が来なくなる。」
相手側が、もし、こっちからの年賀状を楽しみにしていた場合、いらぬ不安を与えることにもなるかもしれません。
こういうやり方もあるとは思いますが、私としては、なにか連絡を取ったうえで年賀状をやめた方がよいのでは・・・とは思います。
ケースバイケースとは思いますが。
直接、口頭なりで年賀状を辞めたことをお伝えする
もし、年賀状の交換相手が頻繁に顔を合わせる相手だった場合、直接お伝えするのも良いですね。
経費も時間もかからず、意思の疎通もバッチリです。
ただ、目上の方に対しては、話を切り出すのは気後れすることもあるかもしれません。
メールやSNSで頻繁に連絡している際も同じことがいえると思います。
この場合、年賀状を辞めても、メールやSNSだけで、年頭の挨拶を行う形態に移行する、ということも考えられますね。
寒中見舞いや、年賀状でおことわりする(例文あり)
私がとった方法です。
できれば、先方が年賀状を用意する前に連絡するのがよいでしょう。
その際は、「寒中見舞い」としてハガキを出すことになります。
*注・近年では「寒中見舞い」は、年賀状を出しそびれたりして、松の内(1/1~1/7)の後に年賀の挨拶をするお手紙のことを指すことが多いようです。
ただ、元々は冬季に出すお手紙のこと全般を意味していたので、本記事では、年賀状より前に出すお手紙を「寒中見舞い」として記載しております。
私の場合は、準備に取り掛かるのが遅かったため、年賀状に下記のあいさつで「年賀状をやめます」とお伝えすることにしました。
つまり、相手方に最後に送る年賀状として発送することになります。
さて、その年賀状の挨拶文は下記のとおりです。
あけましておめでとうございます
昨年中は大変お世話になりました
私事で大変恐縮ですが、本年を持ちまして皆様への年賀状の御挨拶を控えさせていただきたいと思います
誠に勝手ではございますが、今後ともよろしくお願いします
もし、年始の挨拶をメールなどでしている場合は、「今後はメールでやりとりしましょう」のような文章をつけたすのも考えられます。
それに加え、最後に手書きの1文で感謝を伝えるのも良いでしょう。
「今まで年賀状をいただき、ありがとうございました」という感謝を伝えることができれば、言うことなし!ではないでしょうか。
終わりに
日本の季節の風物詩「年賀状」。
その年賀状を「やめたい」と思うのは風情がない、ともお思いの方もいらっしゃると思います。
しかし、実際に「年賀状」について思うところがある人も少なくないはず。
風情を楽しみたい方、自分なりに合理化したい方、どちらも御自分のやり方で新年の迎えられれば良いのでは、と思います。
ここまでの御高覧、ありがとうございました!
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